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刑法総論で検索した結果:44件
不真正不作為犯とは不作為によって作為犯と同じ結果をもたらすことを言う。例えば、刑法199条の殺人罪において、「人殺した者は」という構成要件が作為の形式で規定されているが、母親が殺意をもって、自分の嬰児に授乳せず餓死させた場合が不真正不作為犯に当たる。このように構成要件が作為の形式...
具体的事実の錯誤においての方法の錯誤の説明 具体的事実の錯誤とは、同一構成要件内における具体的な事実に錯誤があることで、行為者が客体を取り違えたために、当初の客体と異なった客体に結果が発生してしまった場合である客体の錯誤、行為者がその方法に齟齬(手違い)があったために、当初予定...
甲は貨物自動車の助手席に乙を乗せて業務として運転し、走行中ハンドル操作を誤り信号柱に激突、乙は負傷した。さらに、甲の知らない内に荷台に乗り込んでいた丙と丁がこの事故のより死亡した。甲の罪責はどうか。 「無謀とも言うべき自動車運転をすれば人の死傷を伴ういかなる事故を惹起するか...
問:大学生Aは、帰宅途中に自宅近くのゴミ捨て場に、本物の拳銃が捨てられていることに気づき、本物でも観賞用であればかまわないと思い、持ち帰り自宅で保管した。
D判定ですが、一応、一発合格です。参考にしてみてください。
抽象的事実の錯誤 【問題となる具体的場面】 Aは、自動車の運転操作を誤ってBを轢いてしまった。Aは、Bがすでに死んでしまったと思い、Bの「死体」を山の中に運びそこに棄てた。しかし、実はBは怪我をし、気を失っていただけであった。BはCに救われ助かった。Aの罪責はどうなるか。 一.問...
中央大学通信教育学部、レポート課題、合格レポート。文字数等は御自身の判断にて調整して下さい。(参考程度・論点把握用)
甲は、Aを殺害しようとしてピストルを発射したところ、Aをはずれ、側にいたBに当たり、重傷を負わせてしまった。Aが逃げ去った後、倒れた人を見て無関 係のBに重傷を負わせたことに驚いた甲は、すぐさま自分の車にBを乗せ、病院に向かったのだが、Bが意識を失っているのを幸い、このまま道路に...
1.暴力団組長Aは、概括的とはいえ確定的に子分B・Cが警護のため常時けん銃を所持していたことを認識しており、B・CもAのこのような意思を察していることから、Aに共謀共同正犯が成立するのかが問題となる。
正当防衛とは刑法36条1項「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。」を要件・効果とするものである。一方、緊急避難とは37条1項「自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これ...
問:甲は乙に対して殺人の故意でピストルを発砲したところ、乙の肩を貫通し、そこを通りがかった丙に命中し死亡させた。