連関資料 :: プラトン

資料:13件

  • エロースについてのプラトン的解釈と現代的考察
  • エロースとは何か。それは愛の神である。では、愛とは何か。 現代において使われる「愛」と言う言葉は、ここで語るものとはその性質を異にしている。我々が普段、愛する者、例えば恋人であったり家族であったりといった者に感じる「愛」は精神と同時に肉体をも欲するものであると思う。では、エロースの持つ愛とは何か。 プラトン著の「饗宴」の中で、精神に惹かれる愛は肉体や外見に惹かれる愛よりも美しいとされている。とりわけこの時代においての少年愛については、それを語るに、同性愛の精神的結びつきを重要視している。ここにはある意味、女としての疑問を抱くことを禁じえないが、不朽の名作である「饗宴」より、真実の愛とは、エロースとは何かについて、私なりの見解を述べることとする。 <饗宴> この「饗宴」という作品は、冒頭部分より、アポロドーロスがグラウコーンという知人に、アリストデーモスから聞いたエロースを賛美する会合を話して聞かせるという構造になっている。さらに、語られる話の中で、ソークラテースの語るエロースはディオティーマという女賢者から聞き及んだ話であるとされているのだ。構造的にはまことに回りくどいことこの上ない。けれど、この回りくどい構造にも意味が存在しているのである。「饗宴」という本の内容は、ソークラテースを含む5人の仲間がエロースについてお互いの意見を交わすというものになっている。この5人のエロースについての意見および賛美を考察しながら、プラトンが考えるエロースについて追求してくことにしよう。 まず、初めにエロースについて語るのはパイドロスである。彼は、例を挙げながらエロースをこう結論づけた
  • レポート 倫理 哲学 プラトン エロース 同性愛的傾向
  • 550 販売中 2005/07/20
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