連関資料 :: パーソナルスペース

資料:4件

  • パーソナルスペース
  • 私は自宅から大学まで、毎日電車で通っている。毎日電車に乗っていて、人の電車の座席における座り方や場所取りには、特徴があると以前から思っていた。例えば、空いている電車では、端の席だけ座られていて真ん中の席は誰も座っていないというのをよく見かける。そこで、パーソナルスペースに関する行動として、電車の座席取り行動について観察してみたいと思う。  上野駅が始発である電車の座席がどのように埋まっていくか観察してみた。七人掛けの座席を対象とした(図1)。その結果、まず人は端の席に最初に座ることがわかった。端の席が座られている場合は、端から一つか二つ座席を空けて座る。端に座っている人がいて、その人のすぐ横に座ろうとする人はほとんどいなかった。真ん中の席を選ぶ人が多かった。 ? ?  このことから、始発電車における座席をとる行動では、人は端から座り、人と離れるように座るということがいえる。端の席は両隣に人が座るということがないため、パーソナルスペースに侵入されることが他の席よりも少ない。電車で端の席を好むということは、パーソナルスペースに侵入されたくないという意識が働いていると思う。パーソナルスペースに他人が侵入すると心理的な不快感がおこるため、なるべく他人と離れた席に座ろうとするのである。端の席が埋まっている場合、真ん中に座ろうとする人が多いことからも、パーソナルスペースに侵入されたくないという意識が強いことがわかる。 七人掛けの席で真ん中の席というと、一番中心でパーソナルスペースが侵されやすい席のように思える。しかし端の席に人がいる場合は、その席が一番他人から離れた場所で、最もパーソナルスペースを侵されない場所であるために真ん中に座るのではないかと思われる。端から一つ離れた席と二つ離れた席に座る人は、パーソナルスペースの大きさに違いがあるといえるかもしれない。
  • レポート パーソナルスペース 電車 心理学 座席取り行動 七人掛けの席
  • 550 販売中 2005/07/25
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