連関資料 :: 温暖化

資料:61件

  • 生物「地球温暖の原因と対策について」
  • 「地球温暖化の原因と対策について」  現在、地球温暖化が問題となっている。世界中の国々が、地球の気温変化について、理解を示し、その改善策を行っている。しかし、アメリカは地球温暖化など有り得ないと主張している。確かに地球ではこれまでに何回か大規模な気温変動があった。しかし、過去の気温変動の程度は動植物の適応可能な範囲内であり、決して脅威ではなかった。  しかし、現在起こっている温暖化は異常な速さで進んでおり、深刻な問題なのである。自然の気温変動は1万年当たり1℃に過ぎなかった。しかし、世界平均気温はここ100年間で0.74℃上昇した。日本でいえば、100年間で約1℃、東京ではヒートアイランド現
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  • 地球温暖の影響資料集
  • 地球温暖化の影響 資料集 2007年3 月 環 境 省 温暖化影響に関する説明資料 目次 【温暖化の基礎知識】 1.世界の年平均気温・上昇のグラフ 2.マウナロア・ CO2 濃度のグラフ 3.過去 42万年前からの CO2 濃度のグラフ 4.過去 1000 年前からの CO2 濃度のグラフ 5.北極の氷の融解 6.グリーンランドの氷の融解 7.日本の真夏日や豪雨の増加予想グラフ 8.異常気象の影響: ハリケーンカトリーナの写真 9.異常気象の影響:欧州の洪水被害 10. 将来の温暖化予測結果【農業・漁業への影響】 11. コメ:苗の移植日変更12. コメ:品質の低下13. コメ:九州の予測(水田の水不足)14. 果樹:りんごの色づき15. 果樹:りんごの生産適地16. 果樹:うんしゅうみかんの生産適地17. 野菜:トマト、ピーマンなど18. お茶:冷涼地域の産物への影響19. 農業全般:病気被害の影響増大20. 農業全般:害虫被害の影響増大21. コメ:稲の害虫増加予測22. スケトウダラの漁獲量 【海面上昇による影響】 23. 海面上昇による漁港施設の対策費 24. 三大湾の高潮危険地帯 25. 海面上昇による砂浜の消失 26. 海面上昇によるリスク地域 27. 太平洋地域における災害 28. 太平洋島嶼国地域の海面上昇 29. マングローブへの影響 【健康への影響】30. デング熱流行のリスク地域拡大 31. 日本脳炎のリスク地域拡大 32. ウエストナイル熱のリスク地域拡大 33. アフリカの例:リフトバレー熱 34. 熱中症による患者発生数 温暖化の基礎知識 1.世界の年平均気温・上昇のグラフ 2005 年の世界の年平均地上気温は平年と比べて 0.32 ℃高く、1891 年の 統計開始以降、 1998 年に次いで、2 番目に高い値となった。特に 1980年 代以降、高温となる年 が頻出 している。 出典:気象庁ホームページより引用 http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/an_wld.html 2. マウナロア・CO 2濃度のグラフ ハ ワイ・マウナロアにおける、 1969年8 月 ~2005年12 月の 観測デー タ に よ れば、 CO 2は年 々増加し 続 けている。過去 42 万年 間に 現在の CO 2濃度 を超え た ことはなく(次 ペー ジ参照 )、過去 2,000 万年 まで遡 っても 、 超え たこ とはなかった 可能性が 高い。 出典: WMO 温室効果ガス世界資料センター World Data Center for Greenhouse Gases (http://gaw.kishou.go.jp/wdcgg_j.html) NOAA/GMD によるデータ CO2 濃度と気温に ついて、 42万年前からの 傾向 と、 今後100 年の予測を示 したグラフ。 CO2 3. 過去42 万年前からのCO 2濃度のグラフ 出典:Nature Vol. 399 (3 JUNE 1999, Macmillan Publishers Lid) 及びIPCC第3次評価報告書より作成 予測(2100) 現状(2005) 現状(2005) 予測(2100) 気温 気温(℃) 過去X 年前 産業革命以降に、 CO2 の排出量は 急増している。 20世紀 に入って からの気温上昇は、 それ以前の時代と 比べるとはるかに 大きい。 4. 過去1000 年前からのCO 2濃度のグラ
  • 影響 資料集 地球 温暖化
  • 全体公開 2007/12/17
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  • 地球温暖の環境及び健康への影響について
  • 地球温暖化の環境及び健康への影響について 1. 地球温暖化とは  地球温暖化とは、地球表面の平均気温が上昇してしまう現象の事であり、人間が地球の大気に温室効果ガスを蓄積させてしまった結果生じるものとされている。温室効果ガスとは、本来地球表面から宇宙空間に放出されるはずの熱エネルギーを大気中にとどめてしまう効果を持つ気体のことであり、代表的な物に二酸化炭素(CO2)があげられる。 2. 地球温暖化がもたらす悪影響  地球表面の気温が上昇すると、従来海面より上に存在していた氷(両極や氷河など)がとけて水となってしまうため、海面を上昇させてしまうといわれている。インド洋の宝石とも言われるモルジブは、
  • 福祉学 保育 総合演習
  • 550 販売中 2007/11/16
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  • 地球温暖-オゾン層破壊
  • 地球温暖化-オゾン層破壊 昔、地球にオゾン層がなかった時代、太陽からの紫外線が地上に降り注がれ、生物は生存できませんでした。そして、オゾン層ができたことによって紫外線がカットされ、生命が誕生し、現在のような地球になったのです。そして今、地球を紫外線から守ってくれているオゾン層が人間の手によって破壊され、生命誕生以前の地球になろうとしています。 オゾン層とは? Ozonosphere オゾン層は、地上 20~30km のところにあります。それを地上にもってくると約 3mm ( 1 気圧)の厚さしかありません。例えるなら、レースのカーテンのようなもので、地上すべてのものを紫外線から守ってくれるものです。それを私たちは、破壊しようとしている。それが「オゾン層破壊」です。 オゾン層破壊が招く危機的な事実 Influence オゾン層が破壊されることで、どんなことが起こるのでしょうか?オゾン層は、太陽の日光に含まれている紫外線をカットします。その紫外線ですが、有害な紫外線に、直接あたってしまうと、皮膚ガンや白内障・失明、免疫低下によるエイズなどのウィルス性の病気にかかりやすくなることがわかっています。さらには、生物細胞の遺伝子( DNA )にも影響があるのです。今は、世界中で皮膚ガンや白内障にかかる人が増加し、日本でも 7 倍に増えています。 20 年後には、オゾン層は 2/3 が減少し、最悪の事態になると言われているのです。オゾン層破壊は、地球温暖化においても、大きな環境問題のひとつだということです。 フロンガスがオゾン層破壊の原因 Cause フロンガスは、地球温暖化の原因物質でもあって、温室効果は二酸化炭素の数千倍もあります。フロンガスは、世界中で冷却のために利用されている物質です。そのために、車のエアコンや、冷蔵庫、家のエアコンなどのいろいろな冷却のために利用されているのです。しかしながら、これらの物質は、オゾン層破壊物質のひとつなのです。そのため、その当時使われていたものを廃棄する際に、フロンガスが多く放出されるのです。フロンガスは、空気よりも重いため、ゆっくりとオゾン層へと近づいていきます。オゾン層に到達するのは、20年後とも言われています。しかし、その20年後はいったい、どうなっているのでしょう?原因がわかっても、フロンガスを減らすようにしかできない私たち。オゾン層は、増やすことができないのです。今の科学では。現状では、フロンガス自体は、禁止されていますが、代替として利用できる「代替フロン」を利用しています。しかしながら、この代替フロンは、フロンガスと比べるとオゾン層破壊への影響が、比較的弱いガスというだけなのです。結果的に、フロンガスを使っているということは変わらないのです。ですから、これから先、フロンガスをまったく使わないものを開発していかなければなりません。今現在は、このような対策しかできていないのが現状ですが、これから先、だまって見守っているわけにもいかないのです。フロンガスを出してしまうような不法投棄は避け、しっかりとフロンガスの回収を行うことで、少しでもオゾン層の破壊を防ぎましょう。オゾン層破壊を防ぐ対策を1人でも多くの方ができるような、動きをしなければならないでしょうね。 フロン回収に協力しよう Cooperation 現在、各先進国ではフロンの生産は中止されています。ですが、この取り決めがされた1995年よりも以前に生産された、冷蔵庫やエアコンなどの家電は、現在もフロンガスを発生させてしまっているのです。フロンを使った家電の生
  • 全体公開 2007/12/21
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  • 地球温暖-二酸化炭素
  • 地球温暖化-二酸化炭素 二酸化炭素は安全だという意識がある。しかし、二酸化炭素は、有害な物質のひとつであるということを学んで欲しい。そして、その二酸化炭素が、地球温暖化を引き起こす原因となっている。 二酸化炭素とは? CO2 私たち人間の身体は、酸素を吸入し、二酸化炭素を吐き出す。石油や石炭など化石燃料の燃焼などによって排出される二酸化炭素。その排出された二酸化炭素許容濃度は低く、0.5%といわれている。たった0.5%上昇するだけで、人間は意識不明となり、25%以上の濃度になると数時間のうちに人は生きていけなくなる。さらに二酸化炭素濃度が30%以上になることで、その場に生息することはできない。なにげない生活の中で、二酸化炭素が危険であるということをわからずに生活している人がほとんどです。しかし、この二酸化炭素は、地球温暖化に影響を及ぼす、温室効果ガスのひとつなのです。 二酸化炭素は、地球温暖化の原因 Cause 二酸化炭素は、地球温暖化の原因とされる温室効果ガスのひとつです。これ以上被害を増やさないためにも、地球温暖化を防ぐ措置が必要になってくるのです。私たち自身ができることとして、二酸化炭素を減少させ、温室効果ガスを出さないようにする。私たちが住んでいる日本では、世界でも4番目に、二酸化炭素排出をしている国のひとつです。二酸化炭素など、地球温暖化にかかわる温室効果ガスを出さないようにしていかなければならないのです。この世界を救うためにも、これから先、日本だけでなく、世界で地球温暖化に対する対策を行っていくことが、地球温暖化の原因となる物質を防ぐことになっていくのです。 地球温暖化問題 Global warming 地球温暖化問題として、難しい問題がある。この地球温暖化問題は、日本だけで行っても、なかなか、それが快方へとつながっていくことは難しい。そのために、世界各国で、地球温暖化問題として、いろいろな対策をねっているのだが、実際その地球温暖化対策をしたくてもできない国も多い。さらに加えて、この地球温暖化問題は、ほとんどの国が、赤字で取り組んでいるということになる。結果が見えづらいだけに、積極的に動くという体制は、とれないのが現状です。世界規模で取り組んでいかなければならない問題だけに、なかなかその問題に取り組んでいくことができない。二酸化炭素の排出など、これ以外にも多くの温室効果ガスを生み続けている私たちは、もっと積極的に取り組んでいかなくてはならない問題であることを知ってほしい。実際、地球温暖化を防止するための政策はできていても、それ以上に難しい問題なのです。 二酸化炭素排出対策 Measure 地球温暖化を防ぐには、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を減少させていかなければなりません。しかしながら、世界規模の問題であるために、ひとりひとりの認識も大切です。二酸化炭素は、いろいろなことの燃料として利用している、石油・ガソリンの燃焼、多くの電気を供給するための発電所などといった場所での排出が多いです。そのために、二酸化炭素を減少させることにおいて、これから先、同じような生活では、その排出量では意味がないのです。二酸化炭素を排出することが、生活を豊かにしているだけに、二酸化炭素を排出しないようにするとういうことは、生活レベルや考え方も根本的な改革が必要になってくるのです。これから先、未来のためにも、私たちが今、二酸化炭素の削減を行っていかなければならないのです。もっと積極的に温暖化防止に取り組むことが大切なのですが、経済的に難しい部分もあるかと
  • 全体公開 2007/12/21
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  • 新エネルギーの展望:地球温暖
  • www.iae.or.jp ま え が き 21世紀に入り,かねて懸念されていた世界的規模の諸問題が表面化してきている感が ある。その最たるものが,2001年9月11日米国で発生した同時多発テロ事件とそれに呼応 したように世界的に横行しているテロと地域的紛争の発生・激化である。これは,長い民 族の歴史,宗教,体制,資源の有無等の相違などを背景とした人間同士の相互理解の欠如 によるものであり,従って正しく人為的問題そのものといえよう。しかしこの問題は,人 為的起源によるものであればこそ,関係する民族,国家,人間のあいだで理解が得られた ら一挙に解決する可能性をもったものであろう。 さらに,もう一つの大きな問題として地球温暖化問題が挙げられる。これは,テロや 紛争とは異なりそれほど直接的で凶暴性はないにせよ,昨今の状況を見る限り段々とその 影響が顕在化してきていると思われる。その主原因がエネルギーとしての化石燃料の使い 方によるものであるためにこれも正しく人為的問題である。しかし,同じ人為的ながら, 化石燃料は現代文明には不可欠であり今後途上国を中心とした経済発展と人口増加が予想 される中,当面増加はあっても減少は考え難いこと,二酸化炭素は硫黄酸化物等の従来の 環境問題と比べその発生量がけた違いに大きいこともあり安価な対策・処理技術の見通し が立っていないこと,そして更に最も重要なこととして各国の理解と取組みにおいて未だ 一致が得られていないこと等から,問題解決の困難さ・長期化が予想される。 しかし,地球温暖化問題はその様な問題を抱えているとはいえ,その取組みが遅れれ ば遅れるほど問題は更に大きく,またその影響・被害も大きくなる可能性が指摘されてい る。そこで,本問題解決には極力多くの人が,正しい状況把握をなし,理解を深めること が先ず重要であると考えられる。 当研究所として,先に「地球温暖化問題」のテーマを,1988年度,1990年度,および 1992年度に集中的に取り上げ解説したが,本年はそれ以降の同問題の進展,最近の成果等 最新状況をとりまとめ関係者あるいは一般の方々の御参考に供せんとするものである。 なお,本編作成にあたっては,エネルギー技術情報センター(センター長 小川紀一郎) において作成・編集した。 終わりに,このシリーズの刊行は,(財)電力中央研究所からの委託業務「エネルギー 技術情報に関する調査」の一環をなすものであり,同研究所に対して深く謝意を表する。 2004年3月 財団法人 エネルギー総合工学研究所 理 事 長 秋 山 守 新 エ ネ ル ギ ー の 展 望 地 球 温 暖 化 目 次 はじめに ................................................................ 1 1 地球温暖化問題とは ..................................................... 2 1.1 地球の生成と大気温度について ....................................... 2 1.2 地球温暖化問題の概要 ............................................... 4 2 異常気象について ...................................................... 7 2.1 異常気象について ..........................
  • 環境 異常気象 地球 温暖化
  • 全体公開 2007/12/24
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  • 地球温暖問題:COPの歴史
  • 第三章 COPの歴史と内容調査 地球温暖化に係る(かかわる)国際交渉(こうしょう)の経緯(けいい)(COPの歴史と内容) 1)京都議定書以前(COP1〜COP3)  1985年10月フィラハ会議(オーストリア)地球温暖化に関する初めての世界会議  1988年6月のトロント会議(カナダ)科学者と政策決定者による国際会議「2005年までにCO2を1988年レベルから20%削減」を提案  1992年6月の国連環境開発会議(UNCED)地球サミット(ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ)気候変動枠組条約の署名開始  1994年3月気候変動枠組条約(UNFCCC)発効  COP1 (ドイツ・ベルリン)95/3「ベルリンマンデート」を採択  COP2 (スイス・ジュネーブ)96/7 2000年以後の目標内容等について閣僚宣言まとめる  COP3 (日本・京都)97/12 京都議定書を採択 2)京都議定書以後(COP4〜COP10)  COP4 (アルゼンチン・ブエノスアイレス)98/11「ブエノスアイレス行動計画」の採択  COP5 (ドイツ・ボン)99/10 COP6での決定に向けての具体的なプロセスを決定  COP6 (オランダ・ハーグ)2000/11 「ボン合意」成立  COP7 (モロッコ・マラケシュ)01/11 京都議定書の運用ルールについて最終的に合意  COP8 (インド・ニューデリー)02/10 デリー宣言を採択  COP9 (イタリア・ミラノ)03/12京都議定書の実施ために必要な詳細なルールの交渉  COP10(アルゼンチン・ブエノスアイレス)04/12 京都議定書の発効をもって世界は温暖化抑制に向けて本格的に動き出す
  • レポート 社会学 環境問題 地球温暖化 エネルギー消費
  • 550 販売中 2005/12/24
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  • ヨーロッパの温暖〜ヨーロッパとアメリカの相違〜
  • ヨーロッパの温暖化は世界的に見ても最も危機的状況にある。温暖化、と聞くと気温が上がり・・・と想像するが、ヨーロッパの温暖化は暑くなるのではなく寒くなるのだ。 ヨーロッパが北にあるのに暖かいのは、メキシコ湾流のおかげである。メキシコ湾で暖められた海水が、海流となって大西洋を縦断して、氷でおおわれたグリーンランドあたりで急激に深海に潜り込む。その潜り込む勢いが、海流の動くエネルギーを作っている。その海流は、世界中の海流とつながっている。暖かいメキシコ湾流は、ヨーロッパのそばを北上しているから、暖かい海流で、温められた大西洋の風がヨーロッパに吹き込んで、ヨーロッパを暖かくしているのだ。 メキシコ湾流が、深海に潜り込むためには、その海域の塩分がとても濃いという条件が必要である。海水は凍るとき、真水の状態で凍る。なので、氷でおおわれた北極や、グリーンランドあたりの海水の塩分はとても濃い。しかし温暖化の影響でその海域の塩分が急激に薄くなってきた。よって、海流が深海に潜り込む勢いが無くなってきて、動きをゆっくり止め始めてきたの。だから、メキシコ湾で暖められた暖かい海水が、ヨーロッパに届きにくくなり、徐々に、ヨーロッパを寒くし始めた。 メキシコ湾流が、完全に止まったらヨーロッパはどうなるか?氷や雪に覆われた土地になる。今、ヨーロッパは氷河期の初期の段階に入ったと言っても良い。
  • レポート 政治学 環境 政治 アメリカ 京都議定書 温暖化
  • 550 販売中 2006/06/04
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  • 地球温暖問題に対する取り組み - 須藤祐一
  • 地球温暖化問題に対する取り組み 02E168 須藤 祐一   はじめに 現在私たちはさまざまな環境問題に直面している。その中でも地球温暖化は最も影響の広がりが大きく、その原因も現代社会の経済活動や私たちの日常生活すべての側面にかかわるものである。それだけに地球温暖化は、二十一世紀の人類が真剣に取り組むべき最も真剣な問題であると言える。 ところが、私たちは、地球温暖化問題の直接的影響は先のことと思い、どうしても対策をとるのが遅くなってしまいがちである。しかし被害が現実化した段階では、すでに二酸化炭素などの温室効果ガスが大気中に溜まってしまっているので、対策をとる余地が乏しくなり、しかも費用も増大なものになってしまう。したがって、先を見通した対策が必要となる。また、世界的に対策をとる場合には、先進国だけでなく開発途上国とも協力して進める必要があり、各国の公平な役割分担をどのように決めるかという難しい課題も生じるのである。こうした意味で地球温暖化の解決には、まさに私たち人類の英知が問われているのである。ここでは、地球温暖化の仕組み、国際的取り組みの流れ、対策、そして私たちの生活との関わりについて考察していこうと思う。 2.地球温暖化の原因 地球温暖化の主な原因は、人間の活動により排出される二酸化炭素をはじめとする各種の温室効果ガスと呼ばれる物質が大気中に蓄積され、長期間滞留することにある。化石燃料の消費などによる二酸化炭素の排出量の増加と、二酸化炭素を固定する森林の破壊などによる二酸化炭素の吸収源の減少とによって温室効果ガスの蓄積が進行するというダブル蓄積の現象が進行する。温室効果ガスとは、二酸化炭素、メタン、フロン、亜酸化窒素などであり、人間の生産活動が日々拡大し、その拡大に伴い、エネルギー消費が増加し発生していった。その発生原因は、石油、石炭などの化石燃料の燃焼である。また温室効果ガスの割合をみると、産業革命以前においては、二酸化炭素が280ppmv(ppmvは濃度を測る単位で1ppmvは体積比で100万分の1だけ含まれていることを指す)、メタンが0.70ppmv、亜酸化窒素が0.275ppmv程度であったと考えられているが、1992年の段階では、二酸化炭素が360ppmv、メタンが1.72ppmv、亜酸化窒素が0.31ppmvと急増している。よって1980年から1990年の主な温室効果ガス別の割合は、二酸化炭素が60%、メタン15%、亜酸化窒素6%、フロン11と12で合計17%となる。これを見ても二酸化炭素が大部分を占めている。二酸化炭素はあらゆるところから発生する。つまり、日常生活でのエネルギーはもちろんのこと、製品の製造、自動車、電車などの運行、人々のオフィス、学校での生活、ごみの処理などの人々の生活、生産活動のあらゆる場面から二酸化炭素が排出される。家庭で電力やガスなどのエネルギーを使用することにより排出される二酸化炭素は、1994年度(平成6年度)実績で日本の全排出量約3億4300万トンのうち約12.5%を占めている。 とはいっても産業革命前までは二酸化炭素の数字だけでも280ppmv程度で安定していたが、1750年ごろに始まった産業革命以来、石油や石炭などの大量消費や森林伐採などにより、大量の温室効果ガスが大気中に排出され自然のバランスが崩れてきた。 このような人間活動による温室効果ガス排出の増加によって、大気中の温室効果ガス濃度が増加し、温室効果が強くなることで引き起こされる気温の上昇を「地球温暖化」と言う。 温室効果ガスの増加によっ
  • 地球 温暖化 取り組み
  • 全体公開 2007/12/17
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  • 実効性のある温暖防止策を考える
  •  温暖化問題はさまざまな環境問題が結びつき、深刻な問題となっている。つまり私たちの生活が敏感に影響を及ぼすということである。温暖化の主な原因に森林破壊があり、日本は東南アジア等で伐採された樹木を大量に輸入している。紙の使用を控えたり、再生紙を使用することを心掛けたりすることが大切である。  日本における古紙回収率は55.3%(98年)である。また、古紙のリサイクル度を示す古紙利用率は、紙・板紙全体で56.1%(99年)になっている。このうち、段ボールのような板紙では古紙利用率88%と非常に古紙の利用が進んでいるが、印刷・OA用紙では約20%に留まっており、古紙利用を一層進める必要がある。ちなみに再生コピー用紙では古紙配合率70%以上の紙、100%の紙が主流になってきている。  私たちが普段から取り組むことができる例として以下のことがあげられる。 紙パックや新聞紙などはできる限りリサイクルに回す。 トイレットペーパーなどは再生紙使用のものを選ぶ。 なるべくリサイクル製品を購入する。  その他にもゴミを減らすことも必要である。ゴミを1日0.5kg減らすと1年で平均160.75kgの二酸化炭素削減効果がある。ゴミを減らす方法としては 買い物袋を持参して、スーパーの袋は断る。 シャンプーや洗剤は詰め替え用を使う。 などがあげられる。  さらに、温暖化の原因はいつもエネルギーに関係している。それに対して私たちができる重要な活動は省エネである。火力発電(日本の主な発電源)のエネルギーは作られるとき、運ばれるとき、使われるとき、全てにおいて二酸化炭素を発生する。省エネによって、そのようなエネルギーが節約されればどれだけの二酸化炭素の発生を抑えられるのだろうか。  日本全体からの二酸化炭素排出量の約13%は、家庭内における冷暖房、給湯、厨房、動力、照明のための電気、ガス、灯油等の消費によるものである。
  • レポート 社会学 温暖化防止 省エネ リサイクル
  • 550 販売中 2006/01/01
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  • 地球温暖の環境および健康に及ぼす影響について
  • 地球温暖化の環境及び健康に及ぼす影響について (1)地球温暖化の定義 地球温暖化とは、地球表面の大気や海洋の平均温度が長期的に見て上昇する現象である。これには、①人為的なものに起因する気候の変動、②短期的な気候の変動、③人為的・自然起源に関わらない全ての気候の時間的変動と、いくつかの意味があり、本論では①に関する記述とする。 (2)温暖化の原因 地球温暖化は、二酸化炭素・メタンなどの温室効果ガスにより、地球の気温が上昇するという現象である。温室効果ガスにはその他にも、一酸化二窒素、対流圏オゾン、水蒸気などがある。観測データによると、地球の平均気温は100年間で0.5℃程度上昇している。このまま
  • 温暖化
  • 550 販売中 2009/01/19
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