連関資料 :: 化学実験

資料:21件

  • 調理化学実験
  •    ほうれん草を塩水で加熱した場合、湯の色が薄い緑色だったが、その他の実験の湯の色は塩水より緑色が濃くなったように感じた。酢水で加熱した時は、塩水で加熱した時と比べて色が悪くなった。  にんじんを重曹水で加熱すると、色が暗くなり甘味も無くなってしまった。みょうばん水では、にんじんの色が薄くなったが、湯は無色で10分間の加熱後の味は美味しくなかった。酢水では、10分後に一番色が薄くなっていた。湯の色もオレンジ色だった。  紫キャベツは塩水で茹でた時、10分後の色が一番濃くなったが、キャベツの歯ごたえが全くなくなった。酢水では、最後は酢の味しか感じなくなり、塩水ほど柔らかくなく、まだ硬さが残っていた。紫キャベツは全ての実験で、加熱後すぐに湯の色が変わった。にんじんのみょうばん水の時のように、湯の色が無色なことは無かった。  カリフラワーを塩水で加熱した場合、7分が一番甘く柔らかかった。10分まで加熱すると塩味が強くなった。重曹水の時では、10分後では湯は白く濁り、じゃがいものような色になった。みょうばん水では、加熱していくに従って段々酸味が強くなり、カリフラワーの味が無くなった。色は最初から最後まで特に変化は見られなかった。水のみで加熱した場合では、最終的に硬さを感じないくらいになり、味はまずかった。
  • レポート 野菜 加熱 変化
  • 550 販売中 2006/06/22
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  • 糖質化学実験
  • 糖質化学実験 (10月27日~11月24日)     目的  糖の構成単位である単糖は、ポリアルコールにアルデヒド基もしくはケトン基が付いているという構造的特色がある。このため、還元性を持ち、単糖が二つ連なった二糖や、複数個連なったオリゴ糖なども還元性を示す。しかし、通常炭水化物などに含まれる糖は、単糖が10個以上、多くは100個以上連なった多糖の形で存在しており、還元性が殆ど見られない。これは、還元末端が一つだけ存在するも、その構成している糖の重合度が高いからであるが、この多糖を酸や酵素などで加水分解してやるとオリゴ糖や二糖などといった比較的分子量の小さい断片に分かれて還元性を示すようになり、その還元末端の数を調べることで、加水分解率を測ることが出来る。  今実験では、米粉、籾殻粉末、セルロースパウダー、デンプンの各試料において、フェノール硫酸法を用いて全糖量を定量し、ソモジー変法を用いて還元糖量を定量する。それぞれを検量線を用いてグルコース相当重量として算出し、各試料中の糖含有率と加水分解率を算出することを目的とする。  フェノール硫酸法の原理は、糖類が強酸と反応してフルフラール誘導体を形成し、それが各種フェノール誘導体やアミノ誘導体と反応して呈色物質を生成することを利用している。強酸として硫酸、呈色試薬にフェノールを用いると糖類で共通の呈色反応になる。この方法の利点は多糖を強酸処理すると加水分解を受けるので、前もって多糖を加水分解しておく必要がなく、そのまま全糖量の測定に用いることが出来るという点である。また、特徴としては、たんぱく質の共存による影響が少なく、糖タンパク中の糖量の測定にも用いることが出来ること、操作が簡便ということがあり、注意点としては、濃硫酸の滴下法に条件があること、フェノール量と呈色の強さに相関関係があり、加えるフェノール量が一定でなければならないことなどが挙げられる。  ソモジー変法の原理としては、還元糖をアルカリ性銅試薬と混合して加熱するとCu2Oが生ずる。これが硫酸酸性下で過ヨウ素酸とヨウ化カリウムから生成するヨウ素を定量的に消費するので、残存ヨウ素をチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定して消費したヨウ素量から還元糖量を求めることが出来る。この方法での注意点は、アルカリ性下の糖・銅試薬の反応なので、生成Cu2O量と遊離還元基数とに比例関係がある。そのため多糖類の定量などの場合には予め加水分解をしておく必要があること、糖の種類によって反応の進行にやや時間差があること、Cu2Oが酸化を受けやすいので実験誤差が出やすいことである。  今実験のもう一つの目的は、ペーパークロマトグラフィーを用いて試料中に含まれる糖の構成を調べ、それぞれの試料中の構成糖を比較することである。  ペーパークロマトグラフィーは分配クロマトグラフィーであり、固定相が濾紙中の水、移動相が展開溶媒となる。試料成分は固定相と移動相の間で分配を繰り返しながら移動する。試料成分が両相に分配される場合の分配係数Kは次のように表せる。 固定相と移動相の体積をそれぞれVS及びVMとすると、分配平衡に達した時の両相間の試料成分量の比kRは次のように表される。 このときのkRを分配比と呼ぶ。試料成分は全量のうち だけ移動相中にあり、それが移動相と同じ速度vで移動するので、その成分全体は の速度で移動する。成分ごとにこれらの分配比や移動速度は異なるので、物質の構成成分の分離・抽出にはクロマトグラフィーが適している。また、今回は分離能を上げるため、二次展開を行う。これは、ペーパー
  • レポート 農学 還元糖の定量 ペーパークロマトグラフィー ソモジー変法 フェノール硫酸法
  • 550 販売中 2007/07/02
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  • 無機化学実験試問
  • 水酸アパタイト   「HAP(Hydroxyapatite)」とも呼ばれるリン酸カルシウム系のバイオマテリアルで,化学式はCa10(PO4)6(OH)2である。最大の特徴は,人間の骨の成分に近いことから生体親和性が高いこと。天然では、フッ素燐灰石として大量に採鉱され,生体では脊椎動物の歯や骨,貝殻などにも存在する。また,Caとリン酸を湿式合成または水熱合成することで人工的にも製造できる。合成後の水酸アパタイトは,無味,無臭で比重3.16の白色粉末である。   1.生体骨と直接化学結合し骨と一体化する。→骨補填材料(人工骨) 2.塩基性・酸性の両タンパク質共吸着する。 →タンパク質分離用充填剤、ウイルス抗体検査試薬、細胞培養用担体 フェライト フェライトは、一般式M2+O・Fe2O3で表される2価の金属Mの亜鉄酸塩の総称で、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Mg、Zn、Cdなどの場合に強磁性を示し、いずれもスピネル型結晶構造を持つ。電気抵抗が大きく、高周波磁性材料として有用な無機材料である。 フェライトにおいては、逆スピネル型構造の3価のイオンとしてFe3+が半数ずつ八面体間隙と四面体間隙に
  • 550 販売中 2009/10/07
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  • 天然物有機化学実験 ,シリカゲルカラムクロマトグラフィ
  • 天然物有機化学実験 (シリカゲルカラムクロマトグラフィー,抗菌活性測定) <目的> 天然物の抽出、精製法を学ぶ。 機器分析による定性法を学ぶ。 機器分析による定量法を学ぶ。 天然生物活性物質の探索法を知る。 <原理> カラムクロマトグラフィーは、筒状の容器に充鎮剤詰め、そこに溶媒に溶かした反応混合物を流す。化合物によって充鎮剤との親和性や分子の大きさが異なることを利用して、分離が行える。 カラムクロマトグラフィーの一種である高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は、機械的に高圧をかけた液体で分析物をカラムに通すことで、各物質が固定相にとどまる時間が短くなるので、分離・検出の能力が高くなる。  MS(mass spectrometry,質量分析)は、高電圧をかけた真空中試料をイオン化すると、静電気によって試料は装置内を飛行する。飛行しているイオンを電気的・磁気的な作用などにより質量電荷比に応じて分離し、その後それぞれ検出することで、質量電荷比を横軸、検出強度を縦軸とするマススペクトルを得ることができる。 NMR(nuclear magnetic resonance,核磁気共鳴)は、外部静磁場に置かれた原子核が固有の周波数の電磁波と相互作用する現象のことで、この固有の周波数が分子内でのその原子の環境によってわずかに変化することを利用し、物質を分析することができる。 <方法・手順> 実験1 Botrytis cinerea 代謝産物の抽出 基礎実験で作製したBotrytis cinerea 培養物を吸引ろ過し、ろ液(200mL×2本)を500mL三角フラスコに移した。 ろ液に6N-HClを3mL加えて、よく攪拌した後、pH試験紙につけてpH2~3になったことを確認した。 ろ液100mLを分液漏斗に移し、酢酸エチル50mLを加えて軽く振り混ぜた。 分液漏斗の上の栓を開けた状態で、2層に分かれるのを待った。 水層を別のビーカーに出し、新たなろ液100mLを酢酸エチル層の残っている分液漏斗に入れた。 同様に振り混ぜた後、水層はビーカーに出し、酢酸エチル層は乾いた三角フラスコに入れた。 ③~⑥をもう一度行い、ろ液400mLをすべて酢酸エチルで抽出した。 一度抽出し、水層として出した培養ろ液を③から⑦をもう一度行い、酢酸エチル抽出をした。 得られた約200mLの酢酸エチル抽出液に無水硫酸ナトリウム10g加えて、一晩放置した。 漏斗にろ紙を折ってのせ、酢酸エチル抽出液をろ過した。 ろ液をロータリーエバポレーターで濃縮乾固した。 (略) 実験2 Botrytis cinerea 代謝産物の精製 秤量したサンプルにアセトン1mLを加えて、サンプルが均一に溶けるようによく振り混ぜた。 シリカゲル0.5gを加えて、よく振り混ぜ、一晩放置した。 ガラスカラムにパスツールピペットを用いて、綿を詰めた。 シリカゲル1gを量りとり、少しずつカラムに詰めた。 シリカゲルの上に、前日にサンプルを吸着させたシリカゲルをのせた。 以下の7つの溶出溶媒をカラムの壁を伝わらせて、静かに注ぎ、溶出を行った。     n-ヘキサン(mL) アセトン(mL) 1 0% 10 0 2 10% 9 1 3 20% 8 2 4 30% 7 3 5 40% 6 4
  • TLC 活性 MS NMR イネ 抗菌活性 カラムクロマトグラフィー HPLC Botrytis cinerea
  • 550 販売中 2008/05/25
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