連関資料 :: 風景

資料:10件

  • 風景と景観
  • 2008/01/2 風景と景観の違いについて      風景と景観の違い。多くの人は大きな差を感じず何気なく使ってきた言葉であるだろう。さしあたってはこの二つの語の広辞苑での定義の違いから見ていく。まず広辞苑での定義。景観:①風景外観。けしき。ながめ。また、その美しさ。「雄大な―」②自然と人間界のこととが入りまじっている現実のさま。風景:①けしき。風光。②その場の情景。「入学式―」③風姿。風采。人の様子。大辞林では以下だ。景観:①けしき。ながめ。特に、すぐれたけしき。「アルプスの大―に触れる」②〔(ドイツ)Landschaft〕人間の視覚 によってとらえられる地表面の認識像。山川・植物などの自然景観と、耕地・交通路・市街地などの文化景観に分けられる。「都市―」風景:①目の前にひろがるながめ。景色。「田園―」「窓からの―がすばらしい」②その場のようす。情景。「練習―」「ほほえましい―」これだけの情報からでも判断できることが少しはあるだろう。まず、景観は特に美しい状態、または特殊なものを指しているよ
  • 歴史 社会 都市 景観 文学 人間 自然 ことば 視覚 特徴
  • 550 販売中 2008/07/22
  • 閲覧(3,291)
  • 風景と景観の違い
  • 「風景」と「景観」の違い 「風景」「景観」という言葉は、通常よく見る文脈の上ではほぼ同意義の言葉として扱われていることが多いが、辞書の上では、二つは次のように区別されている。「景観」とは地理学的に客観的な、つまり大多数の人間が主観を入れず大差なく感じるような景。それに対して「風景」とは、身体的にとらえられる周囲の様子を主観的に構築し直した、心情や主観が含まれるとする絵画的ニュアンスが強い。われわれは普段、これらの違いを特別に意識して使い分けることは少ない。しかし、西洋文化における自然観に照らして考えてみると、現代使われているような美の対象としての自然という意味合いで「風景」が捉えられるようになるのは意外にもつい最近になってからのようだ。  18世紀以前のヨーロッパで用いられた自然に関する表現を観察してみると、自然景観が表現対象となりうるためには、自然は何らかの形で人為的にかかわらなければならなかったということに気づく。例えば、P・ガレーはフランスの24,5編の物語においての語彙を調査したが、彼によって研究された語彙のうち、60%が水に関係しているという。人間のあらゆる活動、または生存形
  • 風景論 バロック ウィーン ロマン主義 ヨーロッパ 景観論
  • 550 販売中 2008/01/28
  • 閲覧(21,854)
  • 風景」と「景観」の違い
  • (2,013字) 「風景」と「景観」。これらは似たような言葉ではあるが、その使い方やニュアンスは少し違うようだ。私が事前に何も調べたり考えたりせずに、ただ感じたイメージだけで言えば、次のような印象がある。「風景」とは山や川、草原や海などの自然の眺めであり、「景観」とは整然とした都会のビル群の眺めを思い起こさせるのだ。しかしこれはあくまでも、私が今まで22年間の人生で自分なりに使ってきた言葉の個人的なイメージである。 それでは、調べたことや自分で考えたことをまとめて、この2つの言葉の違いについて論じていこうと思う。
  • 環境 景観 風景
  • 550 販売中 2010/01/20
  • 閲覧(4,989)
  • 風景レポート
  • ピエール・ロティ「氷島の漁夫」における空と海の風景                   ピエール・ロティ作の「氷島の漁夫」は、フランス・ブルターニュ地方の漁港・パンポル近辺に住む、漁夫・ヤンと、若い娘であるゴードの恋愛を描いた小説である。この地方では、漁夫たちは早春から初秋にかけて、一年のおよそ半分の間、アイスランド島沖の海に漁に出ており、この小説にはその海の風景描写がいくつも見られるが、その中で物語の冒頭に描かれている風景について述べようと思う。 この小説で最初に出てくる船外の風景は次のようなものである。   外では、極北の夜が明け、長い長い常昼の朝を迎えようとしているのだった。   だが、それは何ものにも似ない青白い、青白い光だった。そして、その光は、消え失せた太陽の残照のように、物の上にいつまでもたゆたっていた。彼ら漁夫たちの周りでは、すぐさま、いかなる色ともつかない広大無辺な空間が拡がっていた。そして彼らの漁船の外では、一切が透明で、触知しえない、まぼろしのようになっていた。   眼には、わずかに海とおぼしいものが認められるだけだった。最初、それは、何一つ映すもののない揺れ動く
  • ピエール・ロティ 氷島の漁夫 文学
  • 550 販売中 2008/04/23
  • 閲覧(1,036)
  • ゴッホ展 −孤高の画家の原風景
  • ●この展覧会について  この展覧会は、今やその存在が神格化されているゴッホの原景に迫る、という趣旨のもとで企画されたものである。ゴッホの作品を、狂気の画家といった孤立したものとしてではなく、美術の歴史の一部として見直そうとする試みであり、美術史上の傑作を含むファン・ゴッホの油彩30点に、ミレー、セザンヌ、モネ、ゴーギャンなど関連する作家の油彩約30点、そして宗教的な版画や浮世絵など様々な同時代の資料多数をあわせて紹介することで、画家の実像にせまろうとするものだ。  本展では、全部で127点の作品が出品されており、そのうちゴッホ作品は42点。  構成としては5部に分かれており、「? 宗教から芸術へ」「? 農民の労働 芸術のメタファー」「? パリ ―― 闇から光へ」「? アルル ―― ユートピア」「? サン=レミ、ウーヴェール=シュル=オワーズ」と、おおよそゴッホの画業人生を時系列でたどりながら、彼のライフステージの変化ごとに切り分けるという組み立て。  私はこのゴッホ展は全体的に良くできていたと思う。ゴッホ作品を歴史的文脈で見直し画家の素顔に迫るという趣旨も今までにない試みであり、非常に新鮮で興味深く、私自身はゴッホに対しての見方を広げることができてよかった。構成も平凡ではあるが、時間の経過とともに作家がどのような変遷を見せていったのかがよくわかり、同時にゴッホのおかれた状況と作品の相関関係についても理解できて、良い構成だった。しかも、ゴッホのみならずミレーやセザンヌ、モネ、ゴーギャンなど、それだけでも人が集まりそうな有名どころの作品も多く出品されており、この内容で1,500円(一般の場合。大学生1,000円、高校生600円、そして中学生以下無料!!)は、とてもお得な展覧会だったと思う。
  • レポート 美術館 展示方法 ゴッホ展
  • 550 販売中 2006/02/05
  • 閲覧(1,543)
  • 2009年4月の風景 ふたつの構造変化
  • G20サミット会議 11月15日に米国ワシントンDCでG20サミットが開かれた。この会議は第二次大戦後の国際通貨体制を確立した会議の名を擬して、「第2ブレトンウッズ会議」とも呼ばれ、大きな期待が寄せられていた。しかし結局曖昧な共同声明の内容に終わった。喫緊の課題であった金融危機や世界不況に対する具体策は打ち出せず仕舞い。 けれどもひとつだけ看過してはならないことがある。今回のG20会議は、国際政治、国際経済における長期的・歴史的転換点としての、象徴的な意味合いにおいて極めて重要な会議だった点。おそらく世界の主導役を担う組織が、「英米主導型G7」から、BRIC、産油国のサウジさらにEU、米国、これらの共同運営による「多極型G20」へ移行したと、後世、記述されることになるだろう。 次回のG20サミットは、オバマ氏就任後101日目にあたる4月30日に開かれることになった。だが来年4月、世界の風景はおそらく今とは相当異なったものになっているだろう。世界経済が構造変化のただ中にあるからだ。地政学的な変化(G7→G20)は、成長率の構造的シフトとなって現れているが、同時に「消費」主導型経済観念をベ
  • 環境 日本 経済 倫理 企業 社会 国際 ドイツ 課題 金融
  • 全体公開 2009/08/15
  • 閲覧(1,510)
新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
写真のアップロード
一括アップロード
管理ツールで資料管理
資料の情報を統計で確認
資料を更新する
更新前の資料とは?
履歴を確認とは?