【課題】「1 強変化動詞・弱変化動詞について述べよ。
そしてさらに、現代の不規則変化とどのような対応関係があるか、教材を参考に考えてみよ」、
「2 非人称動詞について述べよ」。
参考文献)「A History of the English Language」(通信教育部教材)、
G.L.Brook著、石島幸太郎、中島邦男注釈、南雲堂、1973年3月15日
オーストラリア出身で英語を母語とする学習者の発話で次のものがあった。
三週間マィ九州へ行きました。
「三週間マィ」/ saNsju:kaNmaɪ /は「三週間マエ」/ saNsju:kaNmae /のことである。マの子音/ m /と英語のmは[ m ]両唇・鼻音で、調音点・調音法とも対応する。したがって、この学習者は異なる母音が連続した場合の/ ae /が/ aɪ /になってしまうところに問題がある。
異なる二母音の連続は、日本語では複合語の場合/ ie /、/ ia /、/ io /、/ iu /、/ ei /、/ ea /、/ eo /、/ eu /、/ ai /、/ ae /、/ ao /、/ au /、/ oi /、/ oe /、/ oa /、/ ou /、/ ui /、/ ue /、/ ua /、/ uo /が、単純語(外来語を除く)では/ ie /、/ io /、/ ei /、/ ai /、/ ae /、/ ao /、/ oi /、/ oe /、/ ui /、/ ue /、/ uo /がある。英語(英音)では/ eɪ /、/ aɪ /、/ ɔɪ /、/ aʊ /、/