燃料電池の成り立ちとこれから

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    資料紹介

    歴史
     19世紀初頭にイギリスのデービーが炭素電極の使用を考案し、19世紀の中頃になり、同じくイギリスのグローブが水素と酸素による電池の原理を発見したことから始まりました。
     酸性水溶液に二つの電極を入れて電流を流し、水の電気分解の実験を行いました。その結果、政局に酸素が、負極に水素が発生します。
     その後、電源を切って両電極間の電圧を測定すると、約1Vの起電力が得られました。そこで、この槽を数個直列にして別の槽を接続すると、前の槽ではガスが減少し、後の槽では新しくガスが発生したのです。この実験から、前の槽は水が電気分解されて発生した酸素と水素が働いて電池の作用を行い、後の槽の水を電気分解したことが分かります。このようにグローブは偶然にも、水素と酸素が反応することで電池の役割をするという原理を発見したのです。しかしながら、当時はあまり感心を持たれなく、技術面が不足していたため実用化できる程のモノではなかったので、あまり研究が進められませんでした。

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    燃料電池の成り立ちとこれから
    歴史
     19世紀初頭にイギリスのデービーが炭素電極の使用を考案し、19世紀の中頃になり、同じくイギリスのグローブが水素と酸素による電池の原理を発見したことから始まりました。
     酸性水溶液に二つの電極を入れて電流を流し、水の電気分解の実験を行いました。その結果、政局に酸素が、負極に水素が発生します。
    その後、電源を切って両電極間の電圧を測定すると、約1Vの起電力が得られました。そこで、この槽を数個直列にして別の槽を接続すると、前の槽ではガスが減少し、後の槽では新しくガスが発生したのです。この実験から、前の槽は水が電気分解されて発生した酸素と水素が働いて電池の作用を行...

    コメント1件

    pinktulip 購入
    参考になりました
    2007/01/17 0:19 (17年2ヶ月前)

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