資料紹介

姫路大学　通信教育課程　薬理学（設題１）の2022年度合格レポートです。（2019年度以降入学生）

糖尿病を選択しています。

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設題１
　高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、心不全、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病のなかから興味ある疾患を一つ選び、その病気について
1,どのような病気であるか。（病態）
2.どのような症状がみられるか（症状）
3,治療に用いる薬物の薬理作用（作用機序）について
4.治療に用いるお薬の副作用
5.注意すること
などに分類して説明してください。

1.病態
　糖尿病とは、血糖値を一定に保つ働きを持つホルモンであるインスリンが分泌されなくなる「インスリン分泌障害」や、インスリンは分泌されるが効きにくくなる「インスリン抵抗性亢進」などのインスリン作用不足によって、細胞に糖が正常に取り込めなくなり、慢性の高血糖となる疾患である。糖尿病は成因によって1型、2型、その他の特定の機序・疾患によるもの、妊娠糖尿病の4つに分類される。日本の糖尿病患者の90％以上は生活習慣病の2型糖尿病である。
2,症状
　糖尿病の症状として、口渇や多飲、多尿、体重減少などが代表的である。2型糖尿病の場合は症状が緩徐に進行するため、特に初期段階では自覚症状がないことが多い。そのため、高血糖の状態が適切な管理のないまま...

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