佛教大学 日本文学部 文学入門A6102 レポート設題1

閲覧数761
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    文学入門レポート設題1です。高評価で、90点を頂きました。レポートの丸写しは避け、参考になさってください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    リポート設題
    テキストの中から一作品を選び(ただし、菊池寛「形」は除く)、以下の項目のうち三つ程度の分析軸を設定し、論述せよ。
    ○何回も出てくる言葉(キーワード)から見た作品。
    ○登場人物の特徴から見た作品。
    ○時間の変化(一日の時間、季節、なども含む)から見た作品。
    ○場所の変遷から見た作品。
    ○その他、各自で設定した視点から見た作品。


    設題内容
    吉村昭「前野良沢」について

    1.登場人物の特徴から見た作品-「腑分けをした老人」をめぐって

    本作品では、死体の腑分けをする老人が描かれているが、その老人の態度が腑分けが始まる前と終わる頃では、大きく変化している。その変化の過程を作品から考察したい。老人の態度は次のように変化していく。
    ・「老人は傲慢な態度で言うと、無造作に薦をひらいた。」(p174-9~10)
    ・「良沢達に得意げに内蔵をさし示しはじめた。」(p174-14)
    ・「そうした事情から老人は、前野良沢たちに対しても尊大な態度をとっていたのだ。」(p175-4~5)
    ・「しかし、老人は、良沢達がいつもの医家達と異なっていることに気づきはじめた。」(p175-6)
    ・「老...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。