【佛教大学】病弱虚弱児の心理・生理・病理(科目最終試験試験)1題

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    資料紹介

    【設題】
    気管支喘息の病理と治療について説明し、その上で療育と教育において、留意すべき点をあげなさい。
    【概要】
    この設題に対しては「確実に合格」できると思います。購入者が書きやすいように、参考文献等しっかり記述しています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【設題】

    1. 気管支喘息の病理と治療について説明し、その上で療育と教育において、留意すべき点をあげなさい。
     学童期の病気として最も多いのは、呼吸器の感染症である。しかし大多数の呼吸器感染症はいわゆる「風邪」であり、その症状は二週間までに治ることが多く、欠席も長くて一週間程度である。呼吸器の感染症は、感染をきたしている部位で病名が決まる。すなわち鼻炎、副鼻腔炎、咽頭炎、気管支炎、肺炎といった具合である。原因となる病原は大きく「細菌」と「ウィルス」の2つに分けられる。
    〔1〕気管支喘息の病理

     喘息は、「発作性に喘鳴を伴う呼吸困難を繰り返す疾患」と定義される。私たちは呼吸をすることで必要な酸素を体内に取り込み、不要な二酸化炭素を大概に排気している。このガス交換を行う場は肺胞であるが、肺胞まで空気を送り込む通路を総称して気道と呼ぶ。喘息を患っている子どもでは、気道のなかでも肺胞に近い気管支(末梢気道)が発作性に狭窄をきたし、空気の通りが悪くなることで、息を吐く時(呼気)の喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼー)や呼吸困難が生じる。狭窄は主として、気管支を取り巻く筋肉(気管支平滑筋)の収縮で生じ...

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