【佛教大学】知的障害児の心理

閲覧数756
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    【設題】知的障害の定義、分類、支援の概要について述べよ。
    【2021年度合格】
    購入者がリポートを書きやすいように、テキストからの引用箇所(ページ等)やその他参考文献(ネット等)をしっかり記述しております。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【設題】

    知的障害の定義、分類、支援の概要について述べよ。
    〔1〕知的障害の定義

     知的障害(intellectualdisability)とは、生活にかかわる能力が制限されていることをいう。知的障害には、国際的に統一された定義はなく、いくつかの機関が独自に診断基準を出している。こうした基準にはそれぞれ違いがある。しかしどの基準も、知的能力の低下だけではなく「社会生活での不自由さ」という面を重視している点で共通している(有馬13頁)。国際的な知的障害の定義として、WHOの「ICDー10」、アメリカ精神医学会(APA)が1994年に発表した「DSMーⅣ」、さらにアメリカ精神遅滞学会(AAMR)が2002年に発表した「精神遅滞第10版」などがある。先述した通り、これらは表現の違いはあるものの、内容はほぼ共通しており(菅原173頁ー174頁)、その共通している3つの要因・基準は以下の通りである。
    ①知的機能の制約

     知的機能の制約の目安として、標準化された知能検査による知能指数が65〜75以下であることが一つの基準とされている。数値に幅をもたせているのは、知能検査に誤差があるためである...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。