教育心理学レポート②

閲覧数857
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    学習意欲を向上させるためには,以下の5つのポイントを重視する。
     1つ目は、内発的動機付けによる学習を目指し、また維持することである。「内発的動機付けによる学習は、より効果的で学習行動も持続しやすい」ため理想的な動機づけである。しかし、学習意欲を持ちにくい学習者や、学習者本人がやる気を持ちにくい学習内容に取り組ませるときは、初めから内発的動機づけによる学習ができるわけではない。このとき「内発的動機付けと外発的動機付けは、二分的なものではなくそれぞれ影響し合い相互に変容可能である」ことに着目し、学習意欲の低い児童が、初めは勉強のご褒美などの報酬を得るために学習し始め、そのうちに学習内容のおもしろさに気づいて自ら学習に向かう内発的動機づけによる学習へと変化させることなどが考えられる。逆に、アンダーマイニング現象によって内発的動機づけが外発的動機付けに変容してしまうこともあるため、これを引き起こしやすい物質的な報酬を乱用せず言語的な報酬を与えることを意識するなど、内発的動機づけを維持するための注意も必要である。
     2つ目に、学習が成功する可能性としての「期待」と、その成功によって得られる報酬...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。