中国・日本書道史

閲覧数1,661
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    佛教大学「中国・日本書道史」の合格済みレポートです。フィードバックにあるように、不十分な点があります。

    設題1「空海と、その代表的作品について論述せよ。さらに、王羲之の行書作品と比較して、思うところを述べよ。(人物と書と思想の関係について、具体的に論じること。また、王羲之との比較について、800字程度以上記述すること。)」

    フィードバッグ
    「文章がうまくつながっておりません。
     全体構成を考えたうえで記述してください。」

    参考
    シリーズ書道基本名品集10 空海 風信帖・灌頂記・他 比田井南谷 雄山閣出版 一九八六年
    書と思想 歴史上の人物からみる日中書法文化 松宮貫之 東方書店 二〇一九年
    書聖王羲之 その謎を解く 魚住和晃 岩波書店 二〇一三年
    練習しながらわかる書道六法 福西星邑 松栄出版 一九八七年
    空海書の成立について 平山観月 立正大学人文科学研究所 一九六八年

    設題2「顔真卿と、その代表的作品について論述せよ。さらに、王羲之の行書作品と比較して、思うところを述べよ。(人物と書と思想の関係について、具体的に論じること。また、王羲之との比較について、800字程度以上記述すること。)」

    フィードバック
    「王羲之と顔真卿の作品比較は行書で、という設題のテーマです。」

    参考
    王羲之と顔真卿 二大書聖のかがやき 竹内清乃 平凡社 二〇一九年
    書と思想 歴史上の人物からみる日中書法文化 松宮貫之 東方書店 二〇一九年

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設題1
    空海と、その代表的作品について論述せよ。さらに、王羲之の行書作品と比較して、思う
    ところを述べよ。(人物と書と思想の関係について、具体的に論じること。また、王羲之と
    の比較について、800字程度以上記述すること。)
    空海とは、平安時代初期の僧で弘法大師の諡号で知られている真言宗の開祖である。奈良
    仏教から平安仏教への転換期に、真言密教をもたらし、日本に布教した。能書家としても知
    られており、嵯峨天皇、橘逸勢とともに三筆として言われている。24歳の「聾瞽指帰」を
    はじめ「風信帖」「灌頂記」「大日経疏要文記」「金剛般若経開題」「崔子玉座右銘」などが真
    筆として伝えられる。この中で、多くの人に臨書されている1つが「風信帖」である。
    「風信帖」は空海が最澄に送った書状である。冒頭に「風信雲書」とあることから、この
    名前で呼ばれている。最澄も空海同様、平安初期の仏界を代表する高僧で、いずれも唐で学
    び、それぞれの宗派を開いた。最澄の書としては「久隔帖」があり、王羲之の書法に基づく
    ものである。「風信帖」は王羲之の筆法によって書かれているが、顔真卿の書法も加わって
    いる。王羲之の書を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。