漢文 設題2

閲覧数853
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    漢文「設題2:日本人が「漢文訓読」で中国の古典を読む場合の利点と問題点について説明せよ。」の合格済みレポートです。参考にしてください。

    参考
    『漢文法基礎:本当にわかる漢文入門』 2018  加地伸行著  講談社

    タグ

    佛大佛教大学漢文

    代表キーワード

    佛教大学漢文佛大

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設題2
    日本人が「漢文訓読」で中国の古典を読む場合の利点と問題点について説明せよ。
    「漢文訓読」について考えてみる。訓読とは、書いて字のごとく、漢文を訓読みすること
    である。「春」を「はる」、「花」を「はな」と読めば訓読みである。訓点を使い中国の古典
    的文章をそのまま日本語として読んだ文を「書き下し文」という。ほかにも「かなまじり文」、
    「かなまじりの訓読文」、「かなまじりの書き下し文」とも言われる。
    まず、外国語を修得する場合、文字と発音を覚えなければならない。私の身近な外国語と
    いえば英語だ。一つ一つのアルファベットの形と読み方を覚えて、そこから短い簡単な単語
    から覚えていった。読みがわからない単語があれば、その単語の上にカタカナで読みを書い
    たものだ。
    漢文の場合はどのように当時の人たちは修得していったのだろうか。設題1でも述べたよ
    うに、漢文が日本に入ってきたのは奈良時代のころ。当時の外国語とは漢文であった。現代
    のように、国語のなかに含まれるような漢文ではなく、当時の中国人と意思を疎通するため
    の漢文であるから、発音はもちろん中国語であった。漢文ははじめ、中国語を学ん...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。