Z1308 2017年度 リポート課題 A評価 教科教育法国語2 第二設題

閲覧数1,680
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    学習を構想することを主題として、『伊勢物語』所収「筒井筒」(23段)と「梓弓」(24段)を比較しながらそれぞれ教材分析し、「比べ読み」を中軸とした読解単元を構想しなさい。
     まず、『伊勢物語』について述べる。『伊勢物語』は平安初期に成立した歌物語である。作者は不詳であるが、主人公は在原業平であると考えられている。しかし、本稿で扱う「筒井筒」で描かれている男性は田舎の出身であり、このように業平とは関連性のない人物も描かれている。各話の中心となるテーマは男女の恋愛が多い。
     「筒井筒」から分析を行っていく。場所は大和。登場人物は幼馴染の男女。二人は互いに愛し合い、親が他の人と結婚させようとするのにも従わなかった。結局、互いに歌を送り合い、結婚するのだが、女の親が亡くなり、男は他の女性(高安に住む女)と関係を持ってしまう。それに対して、何の反応も示さない女に不信感を抱いた男は、他の女のもとに行ったように装い、隠れて女を観察する。その際、女が男を思って詠んだ歌に感動し、男は高安の女のもとへ通うことはなくなった。すると、今度は高安の女が歌を詠み、男が来るのを待ち続ける。高安を訪れるような素振りを...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。