学校教育課程論(中・高) 第1設題 A判定(2016)

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    資料紹介

    佛教大学、学校教育課程論(中・高)の2016年度版のレポートです。A判定です。評価コメントも十分でした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    中学校あるいは高等学校のいずれかび教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
     第一に、学習指導要領の変遷と教育内容の変化についてまとめていく。

    日本では、これまで大きく分けて3回の教育改革が行われてきた。1回目の教育改革は、明治の学生発布に伴うものである。これは、国民に教育を受ける機会を保障するうえで非常に重要なものであった。2回目の教育改革は、戦後の義務教育制及び民主教育の発足に伴う改革であり、これによって子どもたちの進学率が飛躍的に上昇した。そして3回目の教育改革では、学歴社会から新しい学力観にもとづく「ゆとり教育」への転換が始まったのである。

    戦後に行われた2度目の教育改革では、学校教育課程にも大きな転換がもたらされた。戦前に形成された国家主義が解体され、新たな民主主義の発展を目指し、「修身」に代表された国家への忠誠心を育む教育は、教科教育中心の個人のための教育へ転換された。教科としても、修身は廃止され、社会科、家庭科が新設されている。1930年代には、欧米で行われていた「見る・聞く・話す」を中心とした「経験主義」にもとづく教育実践が導入され...

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