S0841、聴覚障害教育総論、科目最終試験問題

閲覧数2,973
ダウンロード数82
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    2014年度に問題が変わりました。私は1番が出題され75点でした。満点とはいきませんでしたが、もしよろしければ科目最終試験のお供にどうぞ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1、最近発達検査などで「視覚優位型・聴覚優位方」、「同時処理型・継次優位型」ということばを聞くようになったが、聴覚障害児に多い認知特性について考察せよ。そしてあなたが聾学校や難聴学級で聴覚障害児のクラスを担当した場合の留意点について詳しく述べよ。
     聴覚障害をもつ人の中で、猫や犬等の動物の言葉を聞いた時に、動物の鳴き声を思い出す「聴覚型」、それらの姿を思い出す「視覚型」、実際の手触りを思い浮かべる「感覚型」の人が見られる
     WISC-Ⅲという発達検査で「聴覚優位型」と分かった時はことばや文章による指導が効果的であり、「視覚優位型」の時は図や絵などを活用した指導が効果的である。またK-ABC検査によって「継次処理型」と診断された場合「部分から全体へ」や順序性を重視した段階的な教え方、聴覚的・言語的手がかりが効果的である。一方、同時処理型の場合は「全体から部分へ」や関連性を重視し、全体を踏まえた教え方、視覚的・運動的手がかりが効果的である。
     例えば字幕の提示の仕方で、「聴覚優位、継次処理型」の子供には、読み上げるように一字ずつ提示されることや因果関係などを文章で説明してくれることを好むが...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。