佛教大学 通信 道徳教育の研究 (2013年度)

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    資料紹介

    A評価をいただいたレポートです。設題の主旨に合致した良いレポートですとのコメントでした。テキストのみで作成しましたので、ご参考にしていただければと思います。

    題:「生きる力」の育成と道徳教育について述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「生きる力」の育成と道徳教育について述べよ。
    道徳は、人間の生き方を示すものであり、古今東西多くの偉人たちによって説明されてきた。ソクラテス、プラトンは欧米の思想の源流であり、この二人の思想から道徳とは何かを理解していく。
    ソクラテスは「われわれの生命のもとには純粋な「魂」(プシュケ)の形で考えられるが、それは、その純粋性において「イデア」の絶対的存在と同種同類の、感覚的把握を越えた永遠不死の性質ももつと考えられた、また、われわれがイデアの存在を認めなければならなくなる必然性は、魂がわれわれの生まれる以前にも存在したことの必然性と結びつくことが証明される」と述べる。この「イデア」の考え方は、弟子のプラトンに引き継がれ、「わたしたちは、経験から科学や技術に進むためには、概知と未知とを一括するなにか普遍的なものが前提とされなければならないと考えたのである。そしてこれがまたイデアを呼び求めるのである」と「イデア論」を述べた。
    このように「イデア論」が欧米の思想の根底になった。人間は真理を求め、これを規範として、どのように生きるのかを考えることが道徳なのである。
    プラトンは『国家』という著の中...

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