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経済で検索した結果:3,373件
「交換することによって生活する」近代社会では、誰もが商品を売ることによって、貨幣を取得し、これによって生活しなければならない。貨幣を取得するためには、誰もが自分の商品を売らなければならない。売るべき商品が他になければ、わが身と言えど、売らなければならない。ひとは、生活のために貨幣...
我が国の財政状況について、財務省のホームページで確認すると、今までの公共工事費と近年の社会保障関係費の増加と税収減で膨らんだ国債残高は547.1兆円で一般会計税収の10年分に相当している。 国・地方を合わせた長期債務残高は、平成19年度末で773 兆円、対GDP 比で148 %...
「福祉国家」とはWelfare Stateの訳である。それは1930年代後半の「独裁的権力国家(Power State)」や「戦争国家(Warfare State)に批判・対抗する概念であり,また,福祉国家の理念を明確にし,戦後のイギリスの福祉国家政策を方向づけたベヴァリッジ報告...
アジア経済危機がおこった原因 1997 年夏以来の東アジアの経済危機は、開発主義的経済システムが、歴史上かつてないほどのスピードと規模で拡大するグローバル資本主義に巻き込まれていく過程で発生し深化していったものといえる。東アジア諸国が経済成長のターンパイクを走っていた時期には、そ...
戦後、日本はアメリカのマッカーサーを元帥とする、GHQにより民主化が進められてきた。日本は歴史にみない、はじめての外国による占領統治下におかれたのだ。これは、サンフランシスコ講和条約が締結されるまで続いた。戦後の日本は、国土も、経済力も、国民生活も、戦争の被害で破壊されていた。そ...
21世紀の世界が抱える問題として、先進国と途上国との格差がある。これは南北問題とし1950年代後半に国連が本格的に取り組み始め、現在ではIMF、世銀、OECD、WTOなどの国際機関において共同援助の態勢を固めている。 この南北問題の発生は、きわめて政治的な性格を持つものと考え...
佐伯啓思著 『自由とは何か』によれば、現代のリベラリズムの立場は大まかに4つに分けられるという。一つは、A<市場中心主義>の立場。これは、ミルトン=フリードマンやハイエクの主張と重なる。もう一つは、B<能力主義>の立場。これはロバート=ノージックの主張。もう一つは、C<福祉主義...
グローバル化と韓国 ~中韓経済の視点から~ 一、中韓経済の現状 韓国開発研究院によると、国内内需増加および国家輸出支持政策の影響を受け、2006年、韓国の経済成長は2005年の3.9%から5%まで増える見込みである。韓国経済は1997年のアジア経済危機の打撃から徐々に回復している...
中国は1979年の改革開放政策以来、持続的な高成長を実現している。毎年の驚異的な経済成長の要因は海外からの大規模な外資の導入と対外貿易であるが、近年「熱烈歓迎」してきた外資の役割への見直しが始まってきている。なぜか。 それはまさに、外資の凄まじい外資系企業の進出は同時に...
ドイツは、西洋に伍する近代国家作りを急いだ明治政府が、法制度や軍事制度、あるいは医学などを範とした国である。財政に関しても、日本は地方制度をプロイセンから多くを学んでいる。このように、わが国とって遠からぬ国であるドイツについて述べようと思う。 まず、ドイツ連邦共和国、通称ドイツ...
不完全情報の経済学 はじめに 情報というのは完全競争市場の定義の一つである。しかし、現実の経済では完全な情報などということはありえない。情報の欠落や不完全性のためにさまざまな問題が生じる。13章ではこのような点について分析する。 構成 1情報の不完全性と経済現象 2レ...
「レーガノミクスについて」 元ハリウッド俳優ロナルド・レーガンは、81年1月大統領に就任、最優先課題としてアメリカ経済の再建を取り上げ、レーガン大統領の特色ある経済政策は、ジャーナリズムからレーガノミクスと呼ばれる。 レーガン大統領および彼を取り巻くエコノミストたちは、70年...