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精神看護で検索した結果:276件
脳器質性精神病 痴呆(症)の呼称変更にあたって、2005(平成17)年4月厚生労働省から行政用語としては「認知症」を用いるよう公示され官報に記載された。行政用語としての「認知症」が、日本精神神経学会の承認に先行し、流布したのが実態である。ここでは認知症と痴呆(症)を併記する。ただ...
障害者自立支援法 1)目的 この法律は、障害者基本法の基本的理念にのっとり、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律その他障害者および障害児の福祉に関する法律と相まって、障害者および障害児がその有する能力および適性に応じ、自立した日常生活または社...
知的障害者福祉法 1)目的 この法律は、知的障害者の自立と社会経済活動への参加を促進するため、知的障害者を援助し、そのために必要な保護を行い、知的障害者の福祉を図ることを目的とする。 2)国および地方公共団体の責務 国および地方公共団体は、知的障害者の福祉について国民の理解を深め...
精神保健福祉法 精神保健法から精神保健福祉法へ 1)精神保健法成立の背景 地域ケア体制が導入されはしたものの、入院中心の治療の実態は容易に変化せず、しかも入院患者の人権が十分に保障されない状況が依然として続くなか、1984(昭和59)年、宇都宮病院事件が発生した。 この事件は、当...
主な観察点 精神科では、患者の精神機能がどのような状態におかれているかを把握することが大切である。その主なねらいは、個々の精神機能の状態、およびそれが全体としてどのように働いているかなどに視点が注がれる。そのため、次のような点の観察が重要視される。 1)身辺の状態 身辺の状態では...
精神症状 Ⅰ 精神現象の基礎的なこと 1)精神現象 バラが1輪置いてある。そのバラを見たり、触ったり、香りをかいだりする。そしていろいろと考えたり、思い浮かべたり、また喜んだり、人によっては悲しんだりする。これを精神現象という。 ある人がバラを思い浮かべたり、考えたり、友人に贈ろ...
統合失調症 統合失調症は、従来、精神分裂病とよばれていた精神疾患の新呼称である。この名称の変更の経緯については、「はじめに」および後述の項で解説してある。本書では、主として統合失調症の名称を用い、必要に応じて精神分裂病を単独で用いるか、一部併記することとしている。 1)発病年齢 ...
症状精神病 症状精神病(symptomatic psychosis)は、脳以外の身体疾患によって、脳の機能が2次的に侵された結果として起きる精神病状態である。 脳腫瘍や脳炎のように1次性に脳に病変をきたすものは脳器質性精神病、アルコールや覚醒剤といった特定の薬物によるものは依存症...
神経症と心因精神病(心因反応) 1.神経症 1)神経症の概念 神経症は、心理的あるいは環境的な原因によって発症する心因性の精神障害である。不安を中心として、抑うつ、恐怖、強迫、心気症状などの精神症状や、同時に種々の身体症状が現れることもあり、これら心身の症状のため本人は悩み苦しみ...
カプランの危機モデルについて
1.発 病年齢 統合失調症は、いわゆる内困性精神病の代表とされる疾患であり、一般に、 10歳 後半から30歳 代にわたる。若い年代に発病する場合が多い。その発 生率はわが国の場合、0.7%前 後といわれ、各国の統計と大差がない。つ まり100人 中1人弱が発病する疾患であり、まれ...
入院形態毎の説明と書類関係 目的 精神科においては、種々の入院形態があり、看護者も理解した上での、患者家族への対応が必要となる。書類についても、家族からの窓口になることが多く、速やかに書類の提出、手続きの援助をする必要がある。 入院形態の説明 1.任意入院 精神障害者で入院...