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民法 レポートで検索した結果:278件
まず無権代理とは、代理人としてした者に代理権がない場合をいう。似たようなケースで他人物売買という制度があるが、ここでは割愛する。 次に制度の概要について述べていく。無権代理行為がなされても、代理行為の効果は本人に帰属しないのが原則である(113条1項)。また、代理意思をもって...
裁判上の離婚には、調停離婚と審判離婚、判決による離婚がある。一般に裁判上の離婚という場合には、判決による離婚を指す。 離婚を認める根拠としては、一方配偶者に有責な行為があった場合に認められるとする有責主義と、婚姻関係が破綻していれば離婚へ至った当事者の責任の有無にかかわらず離婚...
物上代位とは抵当権の目的物が滅失した場合でも、それが債権などの形に転化していれば、それに対して抵当権が及ぶ。372条で先取特権に関する304条が準用されるが、まだ問題がある。l 通説:賃料は304条の文言通り、物上代位の対象である。 l 否定説:賃料は304条の文言通り、物上代...
AはBに対して1000万円の債券を有している。BはCに対して300万円のX債券と、500万円のY債券を有している。Y債券を担保するためにC所有の土地上にBの抵当権が設定されている。 (1)BはX債券をDに譲渡し、X債券がBからDに譲渡された旨の5月1日付の確定日付のある証書によ...
民法5(家族・相続) 第4課題 寄与分と遺留分の関係について論じなさい。 まず、寄与分制度は昭和55年の民法一部改正により創設された。この制度は、共同相続人の中に被相続人の財産の維持または増加に特別の寄与・貢献をした者がいる場合に、そのような貢献のない他の共同相続人と同様に扱...
Aは歳もとり、健康のために騒々しい街中を離れて静かな郊外に転居しようと思い、丁度逆の希望をもっているというBが売却の仲介を依頼し、代理権を与えていたC不動産会社に紹介されて、Bが郊外に所有する土地と自己所有のマンションを交換することになった。ところがその後Aがこの土地に建物を建て...
相続と登記について共同相続登記について考える。事案としてXは九分の二しか相続分がなく残りの九分の七はほかの家族のものだったのに書類を偽造し単独相続にして第三者に売ってしまった。このことついてほかの家族は登記無くして第三者に権利を主張できるのかである。 判例は登記なくして主張で...
「民法第167条の消滅時効の概要」 はじめに 「時効」とは、ある事実が一定期間継続することによって権利の取得や喪失が生じるという制度のことである。時効の三要件は、①一定の事実状態の存在、②一定期間の継続、③時効利益の享受者による援用である。また、それらの三要件が具備されることに...
「任意後見制度の概要と展望」 はじめに 民法は、個人主義の思想を根底にして、個人間の関係を自由平等なものと捉える。 したがって、公共の福祉に反しない限り、個人は自己の能力によって自由平等に経 済的活動が出来るのである。 しかし、社会を構成する人をすべて同じに扱うと、未成年者...
民法における財産権とは 民法が規定する権利はいくつもありますが、体系的に整理すれば、人の持つ「物」を守るための財産的な権利である「財産権」と、人の「名誉」や「声望」を守るといった精神的な権利である「人格権」に分かれる。「財産権」とは、基本的には物に対しての「支配」という行為に生...
体の具合の悪いおじAの面倒を見ていたBは、Aから頼まれてAの有する土地に抵当権を設定してC銀行から1億円を借り入れる代理権を与えられ、Cから1億円の交付を受けて、これをAに渡すとともに、Aの土地に抵当権が設定された。弁済期日がきてC銀行がAに1億円の返済を請求したところ、Aは、本...
物上代位と相殺 1、賃料債権への物上代位について XはA所有の甲土地および乙建物に、Aに対する貸付債権を被担保債権とする抵当権を設定し、登記を経由したが、Aが債務不履行に陥ったため、抵当権に基づく物上代位(民法372条、304条)としてAのYに対する...