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リハビリで検索した結果:176件
脊髄損傷(胸腰髄損傷) 1.疾患についての基礎知識 脊髄損傷(spinal cord injury)は外傷や炎症などであり、その麻痺高位(麻痺レベル)により、四肢麻痺を呈する頚髄損傷と対麻痺を呈する胸腰髄損傷に大別される。また、麻痺程度により完全麻痺と不完全麻痺に分けられる...
結核性脊椎炎(脊椎カリエス) 肺結核からの二次感染として生ずる,脊椎の結核であり近年激減してはいるものの,依然として散見され,患者層は高齢化の傾向がある. 主として椎体が侵され,脊椎後部の罹患(後部カリエス)はまれである. 徐々に発症し,局所の疼痛や変形,時に四肢の麻痺が生ずる....
脊椎圧迫骨折について 病態 脊椎圧迫骨折は骨粗鬆症がある場合に合併しやすく、つまずき、軽微な外傷あるいは転倒、尻もち等により生じる。骨折が生じた直後は背中や腰の激痛が主な症状である。一度潰れた脊椎は不可逆性であり、潰れた状態で骨がついてゆく。従って、痛みがとれた後も脊椎の彎曲、身...
骨折について 【概念】 骨組織が外力によってその連続性を部分的または完全に断たれた状態である. 骨折に伴い軟部組織に出血が起きる.浮腫液の軟部組織への漏出により正常の血行 が妨げられる.腫脹が1~2週間続くと吸収されないで線維性瘢痕組織で置き換 えられる.この過程は骨癒合における...
良性腫瘍・悪性腫瘍について 生体を構成している細胞が生物学的性状の違った異常細胞となり、一定の規則に従わずに、どんどん過剰に増殖(自律性増殖)したものをいう。 【良性腫瘍・悪性腫瘍の相違点】 良性腫瘍 悪性腫瘍 生命に対する危険 ほとんどない 危険が高い 発育の形式 膨張性(境...
肩関節の機能解剖 肩甲帯は3つの骨(鎖骨,肩甲骨,上腕骨),3つの解剖的関節(胸鎖関節,肩鎖関節,肩甲上腕関節),および2つの機能的関節(肩峰下関節,肩甲胸郭関節)がある.肩関節は解剖的には肩甲上腕関節をさすが,ほかの4つの関節が協調してはじめて肩関節の機能が正常に発揮される.ま...
成長と発達について ○分類 ・胎芽期(~8週) ・胎生期(8~40週) ・新生児期(0~4週) ・乳児期(4週~12ヶ月) ・幼児期(1~5年) ・学童期(6~12年) ・青少年期(13年~) ○成長 出生時 1歳 身長 50cm 75cm 体重 3000g 9kg ・生理的体重...
変形性膝関節症 Ⅰ,概念 変形性膝関節症は日常多く見られる関節障害の一つで,慢性の経過を辿りながら進行する.病態は関節軟骨の退行変性と,骨関節軟骨の増殖性変化が主体の非炎症性の疾患である.荷重部の関節軟骨は亀裂を生じ,摩耗剥離してその直下の骨質は硬化し,ついには,関節軟骨は消失...
変形性股関節症の術式と禁忌事項について Ⅰ 臼蓋形成不全に対する手術 1.臼蓋形成術(acetabuloplasty) 術式:Lance法 内容)形成不全のある臼蓋に移植骨を持ってきて新しい臼蓋(棚)を作る手術.骨頭直上の臼蓋(腸骨外壁)を骨頭の方向に反転し,その上から腸骨からの...
下肢切 断 下肢の切断部分による名称 切断部位による名称は[1]に記す.切断部位の名称は,使用する義足の種類と関連している. また関節離断とは骨を切らずに関節の部位で切断をすることである. 通常の切断端では体重を受け,支えることはできないが,特殊な切断法はそれが可能となる.そ...
下腿骨骨折の基礎知識 1 発 生 交通事故などでは直達外力で発生。 スポーツなどでは、多くが介達外力で発生。 コンタクトスポーツにおける転倒、スライディングの際には内旋・外旋骨折が多い。 スポーツによる骨折では回旋力によるものが多いため、骨折型の特徴としては螺旋骨折か斜骨折にな...
変形性膝関節症の基礎知識 高齢化社会を向かえ、加齢が主原因の一つと考えられる変形性関節症(以下OA)の占める比率は、今後さらに拡大すると予想され、理学療法士にとって頻繁に遭遇する疾患となり、強い関心を払わなければならない疾患の一つである。 臨床的に、OAは形態学的な変化と機能...