体性求心性神経及び内臓求心性神経の活動電位の記録(ラット)

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    伏在神経から活動電位を記録し,様々な体性感覚刺激に対する変化を観察する.また,減圧神経から活動電位を記録することにより,血圧の上下に伴う内臓求心性神経活動の反応を観察する.

    伏在神経は膝関節の内側を下行し,下腿の内側面から足背の皮膚に分布する.手順?の結果,右足以外ではほとんど反応せず,右側でも大腿部より末梢側の刺激に対して敏感に反応していた.今回の実験では右後肢の伏在神経について調べたため,それより末梢側の領域の刺激に対して興奮が大きかったといえる.ここから,伏在神経はその神経自身より末梢側の領域の刺激を支配することが分かった.
      それぞれの刺激に対する反応を比較すると,ブラシ刺激よりもピンチ刺激や鍼刺激で大きく反応していた.また,1回のみの刺激よりも,刺激を何度か繰り返したほうが活動電位は大きかった.活動電位の大きさは,刺激の強さが閾値以上であれば,その強さに関係なく一定となる(全か無かの法則).よって,神経は刺激に対して興奮するかしないかのいずれかであり,今回の場合,何度か刺激を繰り返すことで強い刺激に対して興奮する神経が増えたのだと考えられる.
      手順?で血圧の上下に伴う減圧神経の変化を見ることはできなかったが,安静時には,肺が伸展するのと同時に活動電位が記録できた.このことから,人工呼吸に合わせて圧受容器が反応していたことが分かった.圧受容器は大動脈弓の壁面と頚動脈洞の壁面の2箇所にあり,そこで受けた刺激で減圧神経が興奮し,動脈圧をモニターしていると考えられる.

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    体性求心性神経及び内臓求心性神経の活動電位の記録(ラット)
                     
                     実習年月日 2002.7.4 13:20~16:30 
      
                      1.目的
       伏在神経から活動電位を記録し,様々な体性感覚刺激に対する変化を観察する.また,減圧神経から活動電位を記録することにより,血圧の上下に伴う内臓求心性神経活動の反応を観察する.
    2.方法
    2.1〈対象〉ラット
    2.2〈手順〉①項目5と同様に麻酔ラットに人工呼吸を行い,血圧・心拍数を測定した.
          ②ラットの右後肢伏在神経を分離し,記録電極にのせて活動電位を記録した.この際,様々な部位に体性感覚刺激を加え,活動を観察した.
          ③減圧神経を分離し,同様に活動電位を記録した.
         *手順②,③では,それぞれの神経活動を,オシロスコープとスピーカーから聞こえてくる音で観察した.
    3.結果
       手順②の結果は以下のようになった.
    表1 伏在神経の活動電位(測定時間 14:06~14:32)
    加えた刺激と部位 活動電位 触刺激(右足 指..

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