弱塩基の中和反応とpH測定

会員540円 | 非会員648円
ダウンロード カートに入れる
ページ数3
閲覧数4,919
ダウンロード数11
履歴確認

    ファイル内検索

    資料紹介

    1.目的
     弱塩基のトリス(H2NC(CH2OH)3)の水溶液に酸塩基を加えたり希釈したりという操作をすることによるpHの変化を観察し、溶液中の酸塩基平衡を調べる。
    2.方法
    2−1.弱塩基の性質
     希釈によるpH変化をトリス溶液(弱塩基)の場合と水酸化ナトリウム溶液(強塩基)の場合とで比べる。(以下の反応式で⇔は平衡を表す)
    H2NC(CH2OH)3 + H2O ⇔ H3NC(CH2OH)3+ + OH−
    NaOH → Na+ + OH−
    また、トリス溶液に塩酸を滴下することによるpH変化も調べる。
    H2NC(CH2OH)3 + H+ ⇔ H3NC(CH2OH)3+
    2−2.緩衝溶液の調整とその性質
     トリスの希釈や酸の滴下によるpH変化を調べる実験により、トリスの共役酸の酸解離定数(pKa)を求めることができる。それを用いて任意のpHの緩衝溶液を調整する。そしてその緩衝容量を確認する。以下の反応式は緩衝溶液の緩衝効果を示す反応式である。
    H2NC(CH2OH)3 + H+ ⇔ H3NC(CH2OH)3+
    H3NC(CH2OH)3+ + OH− ⇔ 2NC(CH2OH)3 + H2O
    3.操作と結果
    3−1.溶液の調整
     トリス2.922gを精確にはかり、イオン交換水を加えてメスフラスコで全量を250mlとしてトリス溶液を調整した。共通の塩酸(5.03mol/l)をホールピペットで10mlはかりとり、イオン交換水を加えてメスフラスコで全量を250mlとして塩酸を調整した。水酸化ナトリウム0.74gをはかり、イオン交換水を加えてメスフラスコで全量を100mlとして水酸化ナトリウム溶液を調整した。
     この水酸化ナトリウム溶液の標定も行った。ホールピペットで水酸化ナトリウム溶液10mlをはかりとりそこにイオン交換水10mlとフェノールフタレイン溶液を加えた。ビュレットで塩酸を滴下し、滴定を行った。滴定は3回行った。滴定値を<表1>に示す。
    <表1>滴定値とその平均
    水酸化ナトリウム溶液の標定
    9.72
    9.72
      9.78
    平均 9.74

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.目的
    弱塩基のトリス(H2NC(CH2OH)3)の水溶液に酸塩基を加えたり希釈したりという操作をすることによるpHの変化を観察し、溶液中の酸塩基平衡を調べる。
    2.方法
    2-1.弱塩基の性質
    希釈によるpH変化をトリス溶液(弱塩基)の場合と水酸化ナトリウム溶液(強塩基)の場合とで比べる。(以下の反応式で⇔は平衡を表す)
    H2NC(CH2OH)3 + H2O ⇔ H3NC(CH2OH)3+ + OH-
    NaOH → Na+ + OH-
    また、トリス溶液に塩酸を滴下することによるpH変化も調べる。
    H2NC(CH2OH)3 + H+ ⇔ H3NC(CH2OH)3+
    2-2.緩衝溶液の調整とその性質
    トリスの希釈や酸の滴下によるpH変化を調べる実験により、トリスの共役酸の酸解離定数(pKa)を求めることができる。それを用いて任意のpHの緩衝溶液を調整する。そしてその緩衝容量を確認する。以下の反応式は緩衝溶液の緩衝効果を示す反応式である。
    H2NC(CH2OH)3 + H+ ⇔ H3NC(CH2OH)3+
    H3NC(CH2OH)3+ + OH- ⇔ 2NC(CH2OH)3 + H2O
    3...

    コメント1件

    zucchero 購入
    実験データーが少なく、ページ数の割に価格が高い。
    2006/09/18 19:09 (10年2ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。