非公式組織と公式組織の関係性

閲覧数1,916
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    タグ

    組織経営

    代表キーワード

    経営

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    非公式組織と公式組織の関係性

     ここでは、非公式組織について簡単に、主に公式組織との関係性について言及する。第一節では、非公式組織の性質、第二節では非公式組織の重要な効果と結果について考察する。
    第一節 非公式組織とは

     公式組織の一部ではなく、また公式組織に統制されていないような個人間の接触や相互作用が一般的に見られるものであり、また実際に経験するものである。この接触や相互作用は、共同目的を意識的にもたなくとも生じ、継続し、繰り返されるという性質を持っている。こうした接触や相互作用は影響を受けた個人の経験や知識、態度、感情を変化させる。その効果は記憶や経験、社会的条件付けが存続する限り持続する。その結果、少数の人との接触による効果は、そうして影響を受けた少数の人がまた他の人と接触することによって影響を与えるというように、波及効果をもつことになり、かなり広い範囲や長期間にわたって効果を広げることもできる。

     ここでの非公式組織とは、人々の接触や相互作用の集合体や、人々の関連したグループわけという意味で用いる。この非公式組織には、共同目的は存在しないが、非公式組織から重要な特徴をも...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。