B4―応用微生物実験Ⅱ

閲覧数1,312
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.目的
    抗生物質耐性菌の出現は感染症に対する医学上の大きな問題になっている.抗生物質耐性菌出現のメカニズムは薬剤耐性因子のプラスミドによる形質転換である事が明らかにされている.これは,自然界でおきている遺伝子組み換え現象である.
    この実験では,抗生物質の微生物に対する作用及び抗生物質耐性遺伝子を持つ微生物に対する作用,更に,自然界から得られた抗菌活性物質生産能を有する微生物のEscherichia coliへの作用についての観察を行い,抗生物質,抗生物質耐性遺伝子,遺伝子組換えについての知識を得る.
    概要
    抗体物質であるペニシリンが,E.coliに対して抗菌活性を有することを確認する.また,抗生物質耐性遺伝子を持つE.coliに対するペニシリンの効果についても観察を行う.更に,自然界から分離した抗菌活性物質生産能を有する微生物のE.coliへの作用についても観察する.
    実験器具・試薬
    Escherichia coli JM109,Escherichia coli JM109/pUC18,抗生物質生産微生物
    ペニシリン溶液,滅菌水,生理食塩水,培地(LB培地)
    試験管,ピペットガイ,チ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。