07805 教育の方法と技術 第1分冊

閲覧数1,341
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    授業設計の手順、および指導目標の明確化について説明せよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    授業設計の手順は、大きく分けて「単元全体についての授業設計」と「本時の学習指導についての授業設計」の2つの部分について設計が必要である。
     まず「単元全体についての授業設計」について説明する。
     単元とは、あるまとまった指導内容の単位を意味し、全体的な年間指導計画を構成する1つ1つの要素である。また、それぞれの教科には  学習指導要領において「教科の目標」、「学年の目標」、「学年の内容」がそれぞれ示されている。単元を設定するためには、まず学習指導要領を参照し、教材・教科の構造や系統を見ることが重要である。そして、何をどこまで設定するかを決める「単元指導目標」を明確にする必要がある。
    学習指導要領においては、教科や領域について、目標と関連を持って系統的に示されているが、対象となる生徒の実態はその時々で異なるため、必要なものを判断しなければならない。そのような点から「単元設定の理由」において、判断の根拠の記述がなされる。単元設定の理由は、授業設計者によって目標観や教材観、生徒観などのとらえ方が異なるため単元指導計画の内容が同一になるとは限らない。単元は、通常、数時間から10数時間をかけて指...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。