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哲学で検索した結果:611件
理想の国家をつくるには何が必要なのか。これは、私が抱いている問題意識である。したがって今回は工藤喜作の『スピノザ』人と思想58を参考にとりあげた。 スピノザにとっての国家の目的とは「国家の究極の目的は支配することはなく、また恐怖によって束縛し、他者の権利のもとにおくのではなく、...
西洋の道徳思想についてのべよ。 Ⅰ.古代哲学創盛期~アテナイ盛期の道徳思想 ソクラテス以前は、プロタゴラスに代表される職業教師(ソフィスト)たちにより行われた教育は、政治的知識の教授から、次第に「詭弁」に変わった。ソクラテスの登場により、道徳教育は大きく変わる。問答により人間は何...
『デカルト・西欧哲学』 について 『デカルト・西欧哲学』について 映画マトリックスで語られる「実はコンピューターの見せる夢で した」という話、起源をたどると17世紀のデカルトの言葉「我思う、故に我在り」になるだろうか。今、生きて...
日本大学通信教育部 2019~2022年度 リポート課題集 19 世紀から 20 世紀の実存主義思想について,テキストの記述に沿ってまとめなさい。
本リポートは『論理学、別名思考の技法』「第四部」を読み解き、理性と信仰 との関係においての理性の役割を明らかにするものである。アルノーとニコルは 「理性と信仰は同じ一つの泉から湧いたもの」と言うが、そう言えるのは何故な のだろうか。 まず最初にキーワードとなるのが学的知識である...
私はまずこの授業の後半の内容から古代の中国思想における「時間」の捉え方についてとりあげる。 現代では、一回性で不可逆な流れと考えられている時間も未開人の原始的心性のもとでは可逆的、循環的、恒常的なものとして捉えられていた。この古代人の考えは農耕・狩猟によって生活を行っていて...
まず、古代ギリシアにおける社会観は氏族性社会で秩序とは家長や氏族長の意志や王の裁きが秩序であり、法であった。「法的支配といっても、支配組織は一種の暴力装置でやむをえないことになる」※1。また「支配、被支配の政治的場面で、とにかく権力や暴力の事実が目立つ以上、暴力を人間の原始的本姓...
現在遺伝子治療は非常に注目を集めているとともに、倫理的問題に直面している。なかでも私が取り上げようと思うのはES細胞についてである。ES細胞とはEmbryonic Stems Cellsの略で、正式には「胚性幹細胞」と呼ばれている。受精後間もない胚などから取り出され、血液や脳、...
【孔子】(BC. 551〜BC. 479) 姓は孔、名は丘、字は仲尼。魯の陬邑(山東省曲阜)に生まれました。春秋時代末期頃の思想家で、家族道徳を重んじて説きました。弟子たちとの問答形式で書かれた言語録である『論語』はとても有名です。今となっては儒家の始祖と言われ、キリストや釈...
フーコーによれば西欧世界における狂気の歴史は、歴史的に3つの段階を経て現在に至るという。 第一段階、ルネサンス期である十四世紀から十六世紀にかけて、狂人たちははるかに社会に溶け込み、受け入れられていた。この時代、狂気は無秩序の証ではあるが、それゆえ文化を担う積極的な原動力でもあ...
ロックは人間の観念の由来と観念(感覚)の性質についてという問題を解明しようとした。が、その前に留意しておくべきなのは、ロックの哲学の意義は「経験主義」を明確に打ち出したということである。実体と観念を説明するに当たり、デカルトなどが神を利用しつつも合理主義的に生得観念を、またそこか...
―第3章 「生きること」と「死ぬこと」とより(4、自殺と安楽死の問題は、生き残る人の問題である)― 私は、今回死という現象について考えてみたいと思う。死といっても、安楽死、自殺、他殺様々な死の形態がある。先生の本でネコの安楽死についての是非を読んで、1年前に高校の倫理の授...