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刑事実務で検索した結果:5件
事件記録教材第5号・第3分冊 殺人未遂被疑事件 1 本件犯行の犯人の同一性について,争う余地はないか。仮に,被告人が公判廷で人違いを主張した場合でも,同一性を認定できるか。 以下の点より犯人の同一性について争う余地あり。 ①凶器発見されておらず、凶器に付着した血こんや指紋の鑑定が...
事件記録教材の見方 ○第一分類:手続関係 ①起訴状 ・被告人の特定:本籍,住所,職業etc.(規則164①一,二) ・控訴事実:日時,場所,構成要件該当事実 (動機は書いても余事記載にはならない。東京ではほとんど書かれていない) ②公判調書(52:公判調書の証明力) ...
事件記録教材(第13号)窃盗被疑事件 まとめ 1 本件職務質問に問題はないか。 職務質問:警察官がいわゆる挙動不審者等を発見した際、これを停止させて質問すること(警職法2条1項) →行政警察活動であり目的は何らかの犯罪予防、既発生犯罪についての情報収集 ①警職法上の職務質...
事実認定ノート 故意の認定 第三十八条(故意) 1罪を犯す意思がない行為は、罰しない。ただし、法律に特別の規定がある場合は、この限りでない。 2重い罪に当たるべき行為をしたのに、行為の時にその重い罪に当たることとなる事実を知らなかった者は、その重い罪によって処断することはでき...
取調べ及びその可視化に関する考察 (1)取調べの意義について 犯罪事実の真相を解明するためには、供述証拠が必要であり、その入手方法として取調べがある。物的証拠だけでは事件の解明が困難な場合、取調べによって供述証拠を収集し、その供述証拠によって...