資料
グループ
会員登録 非会員購入確認 チャージする
へルプ 初心者ガイド
日米外交で検索した結果:7件
序章 日本は太平洋戦争に負けてアメリカの手下になったのだろうか。私はこの疑問を小学校で第2次世界大戦以降の歴史を習った頃から感じていた。なぜならば日本政府がアメリカ政府の意向に反した外交政策を打ち出すことは無いように思えたからだ。今日、日本とアメリカ合衆国は戦後のGHQ占領時...
戦後日本外交史 サンフランシスコ平和条約の発効によって、国際社会に復帰した日本は、各国との対外関係を回復した。吉田茂内閣は、アメリカとの関係強化を推進し、1954(昭和29)年3月にはMSA協定(日米相互防衛援助協定)を調印して、アメリカの経済的・軍事的援助を取り付けた。その一...
最近の風潮として、いつからか「日米安全保障条約」よりも「日米同盟」という言葉が政治家の口からも、メディアからも多用されるようになってきたと感じる。おそらくその口火を切ったのは小泉首相であるだろうが、これは彼の正直な認識から来たものであると考えられる。小泉首相がイラクへの自衛隊派遣...
憲法第九条をめぐる戦後安全保障 敗戦後、連合国の占領下におかれた日本にとっての安全保障上の中心課題は、国内体制の安定であった。日本は、完全な武装解除と戦争遂行能力の破壊、植民地の放棄といった内容を含むポツダム宣言を受諾した。この時期の政府指導層の最大の関心事は、「国体護持」であった。 ...
1.はじめに 1945年8月15日に太平洋戦争は終戦を迎え、日本はGHQ(連合国軍総司令部)による天皇と日本政府を通しての間接統治をされることになる。占領下の日本は、外交権を含む主権を失ったが、その間GHQとの間で濃密な交渉が日常的に重ねられていき、戦後日本社会の基礎と骨格が決...
日米関係史 目次 1.日米間の国交開始 (19世紀初頭~19世紀後半) 2.帝国主義の時代 (20世紀初頭) 3.世界恐慌から日米終戦に至るまで (1929~45年) 4.第二次世界大戦後の日米関係 (1945~年) 5.まとめ ...
1.はじめに 1951年に締結された日米安全保障条約と60年の安保改定については、これまでに様々な視点から論じられてきた。当初は、主として60年の岸内閣における安保改定に焦点をあて、国会審議と抗議運動とを軸にして、議論される傾向が強かった(1)。 近年、このテーマをめぐる論じ方は...