代表キーワード :: 日本文学

資料:184件

  • 王朝物の「鼻」と芥川龍之介の「鼻」の比較
  • 序論 芥川龍之介は、王朝時代に現れた作品を少し変えたり、あらすじを取り上げ、さらに明確に描いたりしながら、新しい作品を作っていった。そういう作業が特別な意味を持っているのではないかと思える。当書は「鼻」を具体例に、著者が伝えたいことを解明することが目標となって...
  • 550 販売中 2005/01/25
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  • 午後の曳航
  • 13歳の主人公は自分が天才であること、世界はいくつかの単純な記号と決定で出来上っていること、父親や教師は存在自体が害悪であることを知っている。彼の父が他界して5年が経つが、母親は今、息子が抽出の小さな穴から盗み見ているともしらず、とある二等航海士との情事にふけ...
  • 550 販売中 2005/07/17
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  • 映像で見る「源氏物語」
  • 映画「千年の恋 ひかる源氏物語」は、2001年12月15日に公開された作品である。紫式部が『源氏物語』執筆からちょうど千年という節目に、式部の物語と言辞の物語を交差させ、壮麗な美術と豪華な衣装に。デジタル技術も使われた作品となっている。 私はまず、ネットを使っ...
  • 550 販売中 2005/11/14
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  • 高樹のぶ子『浮揚』について
  • 『浮揚』は、夫を持つ「わたし」と優柔不断だが思慮のある家庭持ちの大学教師江沢の、お互いに願望を仄めかしながらも一線を超えない付き合いをする、という煮えきれない恋愛を幻想的な「水」のイメージを用いて描かれた話である。 今回『浮揚』を論ずるにあたっては、戦後短篇小...
  • 550 販売中 2005/12/13
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  • 能と源氏物語の違い(葵上を通して)
  • 能の曲目、四番目物である葵上は伝書「申楽談儀」にも記載があり近江猿楽系の小作を世阿弥が改作した曲である。この葵の上は源氏物語の「葵」からの出典である。しかし、マンガあさきゆめみしはかなり源氏物語に忠実であるのに対し葵上にはかなり違う点が見受けられる。あさきゆめ...
  • 550 販売中 2006/01/29
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  • 鬼と陰陽師
  • まず初めに目に付くのは鬼の登場の仕方である。『安義橋』では、鬼は女に化けて初めから橋の上にいた。『宇多郡』では、突如空が掻き曇り、空中から腕が現れて渡辺綱の髪を掴んで引きずり上げた。そして『羅城門』では、しるしの札を置いて綱が帰ろうとしたとき後ろから兜を掴まれ...
  • 550 販売中 2006/04/06
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  • 額田王と大海人皇子の贈答歌について
  • 私は額田王と大海人皇子の贈答歌のうち二一の歌に絞って、二人の関係、歌に込められた想いを調べた。以前は愛し合っていた二人だが、額田王は天智天皇に仕えてしまった。大海人皇子はどのような気持ちでこの歌を返したのだろうか。また、この歌はなぜ雑歌に分類されているのかを考...
  • 550 販売中 2006/07/18
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  • 会津の戊辰戦争について
  • 会津の戊辰戦争について 戊辰戦争で佐幕派の東北諸藩が奥羽越列藩同盟を組み、官軍に対抗したことは有名である。 特に会津藩は居城・鶴ヶ城の落城まで徹底抗戦の姿勢を見せ、白虎隊や娘子隊等数々の悲劇を生んだ。 今尚美談として語られる会津の抵抗は、実際には膨大な犠牲を払った...
  • 550 販売中 2007/01/05
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  • 土佐日記・蜻蛉日記・枕草子概説
  • 平安時代に入り初めて仮名書きの日記文学というジャンルが成立するが、その嚆矢というべき作品が紀貫之の『土佐日記』である。紀貫之は『古今和歌集』の撰者として活躍ののち、延長八(九三〇)年、土佐守として下る。その任期を終え、承平五(九三五)年帰京するまでの五十五日間...
  • 550 販売中 2008/06/28
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  • 『万葉集』の特質と意義
  • 『万葉集』は現存最古の和歌集で、この作品の成立以降には、勅撰和歌集の『古今和歌集』を始め、日本では数々の和歌集が編纂され続けた。この『万葉集』の特質と意義について述べてみたい。 まず特質の一つは様々な作者である。冒頭は雄略天皇の御製歌で飾られているように、特に...
  • 550 販売中 2010/08/03
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  • 能狂言鑑賞レポート
  • 今回私が鑑賞したのは、この春の季節に相応しい『田村』の能から始まり、続いて『鬼瓦』の狂言、そして『安達原』の三作品である。能と狂言は室町時代以来密接に関わり、互いに発展していったが、今回の作品の随所にもそのような点が見受けられる。三作品をそれぞれ紹介しながら、...
  • 550 販売中 2010/08/03
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