応用倫理

閲覧数2,474
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「性の商品化」
    これは現代社会が抱える社会問題の一つである。
    日本に限られたことではないが性が「商品」として売買されることが増加し、問題になってきている。
    しかし性の商品化という全てを「問題」として認識することで逆に問題解決を遠ざけているのではないだろうか。自然と備わっている性欲、なぜこれが問題視されるかというのはさまざまな社会的背景が影響していると考えられる。
    その社会的な背景や理由についての考えを述べる。

    その他の資料http://www.happycampus.co.jp/docs/983431725001@hc05/

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    応用倫理
     「性の商品化」、これは現代社会が抱える社会問題の一つであると私は認識している。近代的な人権思想が誕生してから今日では世界の全ての人々の個人的人権の尊重が認められるようになったと言われる。しかしながら現在、日本に限られたことではないが性が「商品」として売買されることが増加し、問題になってきているのだ。日本を含めたほとんどの先進国では売買春は違法であるとされているが、日本の風俗店などグレーゾーンとして黙認されているものもあり、解決の困難な問題でもある。
    しかし、これを全て「問題」として認識することで逆に問題解決を遠ざけているのではないだろうか。人間にとって性欲とは自然と備わっているものであり、なぜこれが問題視されるかというのはさまざまな社会的背景が影響していると考えられる。ここで言う社会的背景とは、性交年齢の低年齢化や性感染症の蔓延、性被害・加害、さらにはIT技術やモバイル技術の発達と合わさって出会い系サイトなどの「性商品化推奨」とも呼べるような状況など、女性や子供たちの性を巡る事態が深刻化してきたことなどが挙げられる。
    「なぜ問題視されるのか」という問いは、何も性の商品化を肯...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。