道徳の存在とそれに伴う判断について

閲覧数1,863
ダウンロード数19
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    レポート哲学道徳倫理判断善悪

    代表キーワード

    哲学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    倫理学概論レポート
    道徳の存在とそれに伴う判断について
    世の中には、絶対的に正しい行為、などというものがあるのだろうか。社会や個人の「規範」に囚われることなく、全てにおいて誰もがそうだと認めるような正しさは、果たしてあるのだろうか。中には、数学のような人間たちから切り離され、独立して無条件に正しいものもあるが、これに倣って、全ての事柄を絶対的に正しいと判断するわけにもいかない。そうしたことから、人々が普段何気なく行っている道徳的な判断は、ほとんど100%何らかの規範に囚われていると言っても過言ではない。つまりそれは『ある種の行為を許すときには、そのような行為は妨げられるべきではないという規則を暗に前提している』のであり、『習俗はたんにくりかえされる習慣であるばかりでなく行為の規則なのである』。そして日常繰り返されるそれらの行為は道徳の基礎として形成されるのである。
    道徳の基礎に関してはまず、「事実を引き合いに出す」ということが考えられる。この場合の事実とは、多くの人がその社会において妥当と認められるような規範に沿うものである。例えば、その社会において多くの人々がゴミのポイ捨てを行ってそ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。