全人教育研究Ⅰ 第2分冊

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    内容説明

    全人教育研究Ⅰ 第2分冊 
    略題(小原國芳の人間観、教育観)
    小原國芳の人間観、教育観の特徴について論述し、全人とはどのような人間観であり、どのような現代的意義を持つのか考察せよ
    個人尊重と全人教育に矛盾がないようにする
    現代的意義の部分は抽象論ではなく現代社会の教育の課題の自分の意見でまとめる事
    全人が人間観であり理想的人像ではないことに留意すること
    ----------------------------------------------------
    小原國芳は人間を自己の尊厳をもつ一個の大宇宙であり、自己の天性自然の発揮を求めると説いている。これは、人一人の存在が掛け替えのない存在であり、その人が成長する様は、自己らしいものを、自己らしく最大限に出した時が美しくある事としている。
     ただし、これは自己勝手に振舞ってもかまわないと説いている訳ではない。一方から見ればそのことだけを行えばよいというわけではなく、まだ見えていない自己の姿を見つける事が出来なくなるからである。ゆえに自らが主体的に能動的に自己の発見を行い、さまざまな社会の調和が取れてこそ、初めて十二分に成長することができ

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    全人教育研究Ⅰ 第2分冊 
    略題(小原國芳の人間観、教育観)
    小原國芳の人間観、教育観の特徴について論述し、全人とはどのような人間観であり、どのような現代的意義を持つのか考察せよ
    個人尊重と全人教育に矛盾がないようにする
    現代的意義の部分は抽象論ではなく現代社会の教育の課題の自分の意見でまとめる事
    全人が人間観であり理想的人像ではないことに留意すること
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    小原國芳は人間を自己の尊厳をもつ一個の大宇宙であり、自己の天性自然の発揮を求めると説いている。これは、人一人の存在が掛け替えのない存在であり、その人が成長する様は、自己らしいものを、自己らしく最大限に出した時が美しくある事としている。
     ただし、これは自己勝手に振舞ってもかまわないと説いている訳ではない。一方から見ればそのことだけを行えばよいというわけではなく、まだ見えていない自己の姿を見つける事が出来なくなるからである。ゆえに自らが主体的に能動的に自己の発見を行い、さまざまな社会の調和が取れてこそ、初めて十二分に成長することができ...