照明光の演色性とその評価法

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    色彩学

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    「照明光の演色性とその評価法」
    自然光のような熱放射による光は、各波長の光が滑らかな分布で連続して含まれており、その光で見た色を基準にしている。しかし、トンネル照明に使われる黄色い光の低圧ナトリウムランプでは、色の識別ができにくい。それは、この光源がほとんど色を識別することができない性質を持っているからであり、 同じ色でも照明によって物体の色の見え方が変わることを「演色」といい、この「演色」の効果を決める光源の性質を「演色性」という。照明による色の見え方は「照明光源の分光分布(物理的成因)」「照明光源による色順応効果(心理、生理的成因)」の2つの成因の合成によって決まる。

    「照明光源の分光分布(物理的成因)」色の三要素で光-物体の段階で照明光の分光分布が変化すると、物体からの反射光も変化することをいう。

    「照明光源による色順応効果(心理、生理的成因)」照明光の分光分布が変化によって物体の色の見えは変化するが、その変化を押さえようとする眼の生理的な効果である。

     「演色性」は、色を正しく見るという機能上の必要性とともに、そこにいる人の肌を生き生きと見せ、内装や植物などを美しく見せる...

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