日大通信_憲法_分冊1(合格レポート)

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    資料紹介

    日大通信 憲法(分冊1)の合格レポートです。
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    問い:個人の自由および権利に対する制約について論じ、所感を述べよ。
    憲法が規定する個人の自由及び権利に対し、公共の福祉による制約について、以下論ずる。
    個人の自由および権利に対する制約

    憲法の基本的原理の一つに、基本的人権の尊重がある。憲法11条では、国民はすべての基本的人権の享有を妨げられないとし、国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利であり現在および将来の国民に与えられるとしている。このように、憲法は人権尊重の立場から、個人を尊重し、国民の自由および権利に対して強い保障を与えている。

    その一方で、この国民の自由及び権利は絶対無制限なものではない。人権は個人に保障されるもので、個人権とも言われるが、個人は社会との関係を無視して生存することはできないので、人権もとくに他人の人権との関係で制約されることがあるのは、当然である。この権利の行使の制限は、「基本的人権の限界」として論じられ、憲法は「公共の福祉」による制約を認めている。

    すなわち、憲法12条では、基本的人権について「公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ」と定め、13条で国民の権利について「公共の福祉...

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