連関資料 :: ファッション

資料:7件

  • ファッションとは何か
  •  ファッションとは、一体、何を意味するのであろうか。まず辞書には、「衣装についての流行・はやり」とある。あまりにも抽象的で明確ではないが、要するに、ファッションとは流行を意味するということらしい。  しかし、本当にファッションとは、流行そのものなのであろうか。多くの人間が好むもの、あるいは、多くの人間に受け入れられやすいものが、ファッションなのであろうか。   ファッションとは、自己表現するために服を着ることである。まず、このように定義しようと思えば、できなくもないであろう。服という媒体を用いて自己の個性を外界に発するというプロセスは、我々にとって最も容易な自己表現手段である。ファッションの要素に自己表現が含まれ得るというのは、容易に肯定できよう。  しかし、これだけでは不充分ではないだろうか。つまり、仮にファッションが自己表現手段であるとすると、例えば奇抜なファッションが好きな人間は、自分が奇抜な人間であるということを表現しようとしていることになってしまう。しかし、多くの場合、人が服を着るときに、ここまで深く考えるということは、そう多くあることではあるまい。  いうまでもなく、ファッションという概念は、所詮は人間によって作り出されたものである。ファッションの優劣を決めるのに、絶対的なものがあるわけではなく、一個人の思い込みにすぎない。ということは、ファッション自体にそれほど大きな価値があるはずもない。現実に起こっている事象に対して、後天的に人間が理屈を付けただけにほかならない。
  • レポート 語学 ファッション 辞書 現象
  • 550 販売中 2005/12/20
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  • ファッションの技法』と共同体
  • 『ファッションの技法』と共同体  要約 まず、そもそもファッションにおいてその目的とは何であろうか。何のために人々は着飾るのであろうか。そして、われわれが着ている服、その衣服が表現しているものとはいったい何なのであろうか。そのとりあえずの答えの一つには、異性を惹きつけるから、という答えがある。異性を惹きつける、このことはジンメルの述べるコケットリー論にその具体的手法が示されている。それとはつまり、女の男に対する関係は承諾(イエス)と拒絶(ノー)に尽きる、というものであり、女がイエスとノーを同時に用いることによってその双方の間をゆれ動く、というものである。そして、イエスとノーの間でゆれ動くがゆえ、女は「誰か一人にイエスという選択のプロセスをできるだけひきのばして時間をかせぎ、そのかけひきを楽しむ」ことができ、男も男で、「男は獲得するのが困難な対象のほうが、たやすく手に入る対象よりも所有する満足感が大きい」ことから、最後のイエスを得るという決心の重さから開放されて、男と女がいるというそのこと自体を楽しむということにいたるのである。つまり、男女それぞれがその誘惑形式を遊戯として楽しむのだ。このイエスとノーを同時に言うというコケットリーの技法は、ファッションにも密接にかかわっている。ファッションは、自らを他人に対して見せるということを行い、それと同時に自らを隠すということを行う。着衣によって自分を隠しつつ、隠すことによって自分を見せるという、ファッションにおけるこの性格は、まさにコケットリーのようにイエス(見せる)とノー(隠す)という間をゆれ動く性格を持ち合わせているのである。 シャネルによる女性たちの解放、コムデギャルソンによるアンチコケットリー、これらのデザイナーたちの革新的な動きを経て、現在では、何を着るのも自由でありコケットリーの外に出ることも自由、モードの外に出る自由さえ手に入れられるようになった。それにもかかわらず、誰もモードの外に出ようとはしない。なぜだろうか。こうした一連の動きから、そもそもの問いである、ファッションにおいてその目的とは何であろうか、という問いに立ち返ってみると、異性を誘惑するというだけではなく「外見」というものが人間の認知に深くかかわっている、ということがわかる。つまり、服装をとおして、自分を社会的に位置づけたいのだ。こういった動きの中で同一化願望と差異化願望が生まれてくる。つまり、他人よりも、遅れたくないという欲望や、はずれたくないという欲望、周囲からうくことのつらさから逃れたいという欲望のために、他人と同じでありたいと願い(同一化願望)、その一方で、人間は同じであることと正反対の欲望も持ち合わせている。その正反対の欲望こそが、他人と違っていたいという欲望だ(差異化願望)。人間は、これらの論理的にまったく矛盾する二つの欲望を共有しているのである。こうした動きは近代社会の成立に特徴付けられる。貴族社会のような社会的流動性が存在しない社会におけるファッションの固定性とは違い、身分社会の解体からデモクラシーが到来することによって、ファッションが広く大衆的に広がっていったのである。そうした中における個々の同一化願望と差異化願望という二つの感情の論理が一つになって、矛盾に満ち溢れた運動がモードを支えるようになったのだ。そして、モードは《今日》というものを特権化することによって、われわれのなかにある同一化願望と差異化願望を同時に満足させる。つまり、《今日》が変化するからこそ、それが固定化しない二度とかえらぬ個性的な輝きを放つ。こう
  • ファッション 共同体 排除 いじめ
  • 1,100 販売中 2008/07/14
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  • 日本人とアメリカ人のファッションの違い
  •  テレビでアメリカ人の人がインタビューで、「日本人は美的センスあるいはファッションに対する関心がきわめて高い、日本人はブランド品を好んで買う。それだけ豊かともいえるが、美に対する関心や、ファッションに対する鋭さがあると思える。」といっていたのを聞いたことがある。  アメリカ人にとって、日本の若者がショッピング街に大勢であるいているのを見るのは異様であり、アメリカではまず見られない光景で、たいへんな驚きである。アメリカではショッピング街に日本のように若者があふれかえっているという現象はみられない。また、日本の若者を現実に街で見ると、上等な洋服やアクセサリーをつけており、かなりのお金をかけているように思う。  アメリカにもファッションにこだわる若者はいるが、それはごく一部の人に過ぎないし、日本では多くの若者がそれ以上のファッションをみにつけている。   そこで日本にはたくさんのアメリカのファッションに関する雑誌が山のように積まれ、飛ぶようにうれているが、ファッションについてアメリカの若者はどう考えているのかそこにアメリカらしい自立もある。
  • レポート 日本人 ファッション アメリカ人
  • 550 販売中 2006/01/24
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  • ファッションについて〜お姉系の実態に迫る〜
  • 私たち、木下斉子・浦上麻衣子・山室あゆみの三人はここ何年かで急に注目されるようになった『お姉系』について調査しました。 私たちの生活の中で、不可欠な物。睡眠や食事、友人、勉学。。。。しかし、今やファッションも私たちの生活に欠かす事の出来ないものになっているのではないでしょうか?ファッションと言っても、洋服等の服飾品だけではありません。髪型、部屋のインテリア、香水、音楽なども今やファッションの一部になっています。雑誌やテレビ、映画などあらゆるところでファッションは話題になり、注目されています。 そこで、今回私たちはその中でも、ここ何年かで急に注目されるようになった『お姉系』について調査しました。 世間一般で一丸にいわれている『お姉系』という言葉は、果たして本当はどのような定義・意味があるのでしょうか? また、私たち個人個人が認識している『お姉系』は同一のものなのでしょうか? アンケート調査・インターネット・文献などから『お姉系』に迫ります。 《1》自分達が考える「お姉系」とははどんなものなのか まず、最初にお姉系ファッションとは一体どのようなものなのだろうか。 昔は黒のパンツにピンヒールを履いて、ブランドのチビT(D&Gが多い様に思われる。)に冬はGジャンの襟を立てて明るめの髪色でクルクルのキッチリ巻き髪が私達の中で典型的なお姉系と言われるものであった。お姉系に茶髪ロングヘア巻き髪とハイヒールは欠かせない。 お姉系には可愛い系とカッコイイ系があり、可愛い系はミニスカートもしくは、ミニのフリルスカートに網タイツにブーツやミュール、トトップスにはフリフリのキャミソールにカーディガンをもってき、ファーダウンジャケットを着る。カッコイイ系は、常にパンツスタイルで、タイトなパンツにトレンチコートやロングコート。
  • レポート ファッション お姉系 メディア 雑誌 社会学
  • 550 販売中 2005/07/22
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  • ファッションデザインの左右対称性について
  • ファッション・デザインの「左右対称性」について  美学上の概念では、ある対象の美しさを左右する条件を形式的に見ていく場合、これを美的形式原理という。美的形式原理の主たるものは、統一・調和・リズム・バランス・プロポーションなどであり、これらの形式原理は個と個、個と全体との関係を見ていく中で、個をどのように取り扱うかという事に対する理論である。美的形式原理において、左と右との対称性はバランスに含まれる。バランスとは均衡・釣り合いの意味を持ち、秤(天秤)から出た考え方である。天秤は品物を載せる皿と錘を載せる皿があり、両者が同じ重さになった時、釣り合いが取れ、静止する。この状態を「バランスが取れた」という。本来、物理的な重さの釣り合いに対するものであるが、日常生活の中にこの考えを及ぼして、安定性への指標として使っている。
  • レポート 芸術学 シンメトリー アシンメトリー 対称性
  • 550 販売中 2006/06/18
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