少年法の適用年齢引下げについて

閲覧数3,442
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 12ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    「少年法の適用年齢引下げについて」中立的立場から、青年層の設置を提案する流れで論じています。約8000字、学部卒論レベルです。

    タグ

    法学刑法

    代表キーワード

    法学刑法

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    少年法の適用年齢引下げについて
    目次
    はじめに ・・・・・1
    第 1 章 現行少年法の運用と近年改正 ・・・・・1
    第2章 少年法適用年齢引下げについての議論 ・・・・・3
    第1節 2017年法制審議会以前 ・・・・・3
    第2節 適用年齢引き下げ賛成論 ・・・・・4
    第3節 適用年齢引き下げ反対論 ・・・・・5
    第4節 小括 ・・・・・6
    第3章 問題解決に向けて「青年」層設置の提案 ・・・・・7
    おわりに ・・・・・9
    1
    はじめに
    近年、少年法の適用上限年齢を、現行の20歳から18歳に引き下げるべき
    か否かという問題について、議論が盛んにおこなわれている。とくに、201
    7年には、少年法の適用年齢の引き下げの是非が、法制審議会での検討課題と
    なった。
    背景としては、少年非行についての再非行・再犯増加の状況があると考えら
    れる。再非行少年率は、1997年を境に翌年から毎年上昇を続けており、2
    016年における少年による刑法犯全体に占める再犯者の割合は、37.1%
    と1972年以降で最も高くなっている
    1。
    少年法は1条に定められてるように、「少年の健全な...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。