連関資料 :: イオン化

資料:3件

  • イオン化エネルギーについて
  • どのような原子が陽イオンになりやすいのであろうか。原子の核外電子は、その軌道や配置の状態によって、軌道に束縛される強さが異なる。中性の原子から1個の電子を取り去るのに必要なエネルギーを第一イオン化エネルギーという。なお2個目の電子を取り去る場合を第二イオン化エネルギー、3個目の電子を取り去る場合を第三イオン化エネルギーという。 Mg = Mg+ + e- -175 kcal/mol Mg+ = Mg2+ + e- -345 kcal/mol 1原子当たりのイオン化エネルギー(イオン化ポテンシャル)を、eV(エレクトロンボルト)単位で表すと、次のようになる。 Mg = Mg+ + e- -7.65 eV  第1イオン化エネルギーを原子番号順に並べてみると、周期性がある。同族の原子の第1イオン化エネルギーは、互いに類似しているが、原子番号が大きいほど、その値は小さい。すなわち、陽イオンになりやすい。また同周期の原子では、原子番号が大きくなるにつれて、その値が大きくなり、陽イオンになりにくくなる。  同族の原子では、最外殻の電子数が等しく、原子番号が大きいほど原子が大きくなり、原子核と際外殻の距離が大きくなるため、電子がより離れやすくなる。  また同周期の原子では、原子番号が増えるほど電子が離れにくくなるのは、?右にいくほど核の電荷が大きくなること、?ある一つの電子に対する核の+の荷電の働き方を考えると、その電子より内側の殻にある電子は核の荷電をよく遮るが、同じ殻の電子はあまり遮らないので、同じ殻の電子が増えるほど電子に核の力が強く働き、電子が離れにくくなること、などの理由による。
  • レポート 理工学 イオン エネルギー 電子
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  • 多光子イオン化質量分析法による芳香族化合物の分析
  • 多光子イオン化質量分析法による芳香族化合物の分析 実験結果 ○測定条件 電圧 ① -535V  ② -1.99kV  ncp in -1.57kV  ncp out 150V  フライトチューブ -1.89kV 収束 -2.08kV  上下 -1.99kV  左右-2.03kV 真空度 8.0×10-4Pa クロロベンゼン( 35Cl ) クロロベンゼン( 37Cl ) 分子量 112.07 114.06 飛行時間(µs) 11.802 11.906 より (µs)、 (µs) 考察  クロロベンゼンの質量スペクトルは、4本のピークが得られた。左から順に、12C,35Cl、13C, 35Cl、12C, 37Cl、13C, 37Clである。それぞれのピークの強度の比は同位体の存在比に等しいはずである。しかし、35Clと37Clの強度の比は100 : 47で、同位体の存在比100 : 32と大きくずれている。炭素についても同様(実測値100 : 23, 理論値100 : 6)で実測値の方が理論値より大きく出る傾向があるようだ。特に、炭素に関してそのずれが大きいことは大問題であるといえる。
  • 質量分析 イオン化法 実験 理工学
  • 550 販売中 2008/11/10
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