日本大学 通信 政治思想史課題1(2019~2023)
合格済みレポートです。
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政治思想史 4単位 リポート課題1
【政治思想史 課題1】
文明社会に対するルソーの考えを明らかにしながら、彼がそこから政治社会の構想へと至った理由について論じなさい。
【ポイント】
ルソーは、文明社会に対する考えを明確に語っています。テキストや参考文献等を利用して、まずはそれを正確に把握してください。その上で、彼の政治社会構想(社会契約思想)を理解して、それと文明社会論とのつながりを考えてみてください。
【キーワード】
農業、冶金、疎外、自己愛、憐憫の情
【参考文献】
・政治思想史(発行所:日本大学通信教育部 発行人:川又祐 編著者:藤原考 1998年12月10日初版発行)
【記載内容】
文明社会に対するルソーの考えの根源は「文明への批判」である。
18世紀ヨーロッパの身分制階級社会に対する批判を読み取れ、「平等」への指向性が以後のルソーの思想の根幹を形成していると考えられる。
従来のカトリックの伝統的な価値体系の中で贅沢、奢侈は悪徳であった。
しかしながら、文明の成熟の中でそれらは悪徳どころか美徳になっていった。ヴェルサイユ宮殿に代表されるように、ますます豪華絢爛なヨーロッパ文明...