日大通信 刑法Ⅰ 課題1 2019-2022年度課題 合格レポート

閲覧数2,715
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    日大通信の刑法Ⅰ(課題1)の合格レポートです。
    丸写しは避け、レポート作成の参考資料としてご使用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    課題:正当防衛と緊急避難それぞれの要件について述べた上で、両者を比較しその共通点
    と相違点について論じなさい。
    1 正当防衛と緊急避難の要件
    正当防衛が成立する要件は、①急迫不正の侵害に対して、②自己又は他人の権利を、③
    防衛するため、④やむを得ずにした、⑤行為である。
    緊急避難が成立する要件は、①自己又は他人の現在の危難を、②避けるため、③やむを
    得ずにした行為であって、④これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなか
    ったである。③及び④を併せて避難行為の相当性と呼ばれる。
    2 正当防衛と緊急避難の共通点と相違点
    両者は、刑法が明文で規定している緊急正当行為(法定の違法性阻却事由)であるという
    点で共通するが、正当防衛が「正(防衛者)対不正(攻撃者)」の関係を問題とするのに対し、
    緊急避難は「正(避難者)対正(被害者)の関係を問題とする点で本質的に異なるものである。
    そのため、その成立要件においても大きく異なる。以下、各々の成立要件と効果等を検討
    し、併せて両者の共通点と相違点を確認する。
    (1)正当防衛
    正当防衛とは「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。