佛教大学 道徳教育の研究 「生きる力」の育成と道徳教育について

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    『「生きる力」の育成と道徳教育について述べよ』
     「道徳」とは、人の進むべき道であり、ある社会で、その成員の社会で、その成員の社会に対する、あるいは成員相互間の行為の善悪を判断する基準として、一般に承認されている規範の総体である。法律のような外面的強制力を伴うものでなく、個人の内面的な原理である。今日では、自然や文化財や技術品など、事物に対する人間の在るべき態度もこれに含まれる。
     道徳とは上記のように辞書には載っているが、辞書的な意味とわれわれが持っているイメージを重ね合わせると、道徳教育は「しつけ」とほぼ同意義に捉えることができる。それは悪い行いを「道徳に反する」と呼ぶことからも分かるように、善悪の区別を教えることである。ただ、今述べた事は道徳教育の一つの役割であり、「しつけ」的な事はその大半を家庭において常に行われるべきである。では学校の場で扱われる道徳教育の目的は何であろうか。それは、生きる力でもある「心の教育」ではないだろうか。教育の目的は教育基本法によると「人格の完成」とあるが、現在に至るまでそれが重視されていたとは思えない。「人格」よりは「学力」優先が日本の教育だったので...

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