心理療法について述べよ

閲覧数1,616
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『心理療法について述べよ。』
     今日、マスコミやテレビなどで登校拒否や非行をはじめライフサイクルの各段階における危機をめぐって、心の問題で悩む多くの人々がその治療や援助を求めている。このような問題に対して心理療法を行う者をカウンセラー、セラピスト、治療者などと呼ばれ、また心理療法を受ける者を、クライエント、患者、来談者などと呼ぶ。心理療法とは「セラピストと何らかの問題を解決すべく援助を求めているクライエントが出会っていく過程において、クライエントが自己理解を深め、より積極的かつ建設的な意思決定に基づいた、自分らしい生き方を歩んでいけるよう、主に言語交流と人間関係を通して、セラピストが心理的に援助していく営み」と言えよう。端的にいえばセラピストが「治す」のではなくクライエントが「治る」のである。心理療法には数々の技法があるが、当レポートで大きく4つに分類される技法について述べていく。

     ①支持法 クライエントが遭遇している困難や不安、恐怖などを受容しながら、不適応の状態にある彼らに力をかすことで、安定をはかろうとする技法を支持法と呼ぶ。これはあらゆる心理療法に共通して基本とされるもので...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。