社会心理学 3,200文字レポート「集合行動の社会心理について論ぜよ」清書 終

閲覧数1,509
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

      集合行動の社会心理について論ぜよ。
    1、集合行動とは
    日常的に見ると、人が集まった状態で現れる特異な社会的行動のことを「集合」または「群衆」という。一定の地位・役割に基づく秩序ある規則的な組織行動の他に、自然発生し、比較的未組織で、その展開の仕方は予測できず、かつ無計画的で、行為者の相互作用によって左右されるような行動がある。また、市民運動や革命運動などの社会運動などを、社会学・社会心理学いう「集合行動」と言う。この行動は社会が変動期や過渡期にさしかかった頃に頻発する傾向があるが、社会の安定期においても、災害などの一時的な危機的状況において生じることがある。
    集合行動の形態は様々であり、具体的に挙げると、パニック、流行、流言、暴動、リンチ、反乱、一揆、世論、大衆行動、革命運動などである。これらの行動を、共通の特性を持つものとみなし、分析した社会学者が、フランスのル・ボンである。
    2、ル・ボンの群衆心理
    ル・ボンがいう「群衆」とは、個人の意識に取って替わった「集団精神」によって支配され、そのような精神を体現した指導者に屈服している個人の集合体を指している。ル・ボンは、産業化・都市化の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。