集合行動の社会心理について論ぜよ。

閲覧数1,580
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    代表キーワード

    心理学社会心理集合行動

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    集合行動の社会心理について論ぜよ。
    Ⅰ.はじめに
     日常的に見ると、人が集まった状態で現れる特異な社会的行動のことを「集合」または「群衆」という。
    集合行動とは一定の地位・役割に基づく秩序ある規則的な組織行動の他に、自然発生し、比較的未組織で、その展開の仕方は予測できず、かつ無計画的で、行為者の相互作用によって左右されるような行動をいう。
    これには、市民運動や革命運動などの社会運動なども含まれる、社会学・社会心理学いう「集合行動」と言う。
    この行動は社会が変動期や過渡期にさしかかった頃に頻発する傾向があるが、社会の安定期においても、災害などの一時的な危機的状況において生じることがある。
     集合行動の形態は様々であり、具体的に挙げると、パニック・流行・流言・暴動・リンチ・反乱・一揆・世論・大衆行動・革命運動などである。
    Ⅱ.ル・ボンの群集心理学
     社会心理学における群集論の領域を確立したのはル・ボンである。
    群集においては、従来からある社会的諸関係、個人的諸関係にかかわらず人間の「意識の層」にある個性が消滅し、「無意識の層」が優勢されるものといわれている。
    人間一人ひとりによって、知能・...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。