戦争経済学

閲覧数1,791
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    現代戰爭は軍需物資の大量消費を行う総力戦なので、経済力の如何で戰爭の奇数がきまってしまう。
    如何にして自国経済を戰争に向かわせるか、また、戰争をどうファイナンスするかは非常に大きな問題である。
    総力戦を遂行するために自由経済から統制経済へ移行し、民需と軍需の関係を明らかにしなければならない。
    1、戰争による需要の抑制
    ・民需は軍需生産の妨げ→民需抑制し、軍需生産に寄与。
    民間消費、民間投資抑制。
    #1生産品の蓄積は現在の生産を減少させるおそれあり。
    #1代用品使用政策は財貨の供給を更に低下させる(?)
    #1第一次大戦において民間消費は逆に増えるという
    ・軍事支出をどうファイナンスするか?
    →租税及び公債発行、通貨増発。
    *英米では公債、日本では通貨増発が主。
    独逸はヒトラーの命令で通貨増発しようとしたが、中央銀行総裁が斷乎として拒否しインフレーションは平時の2倍程度で收まったとか。(總裁は10年ほど刑務所だそうで・・)
    貨幣數量増加は生産増加を伴わないという学説もあり、現在も論争の続くところである。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    戰爭經濟學 現代戰爭は軍需物資の大量消費を行う総力戦なので、経済力の如何で戰爭の奇数がきまってしまう。 如何にして自国経済を戰争に向かわせるか、また、戰争をどうファイナンスするかは非常に大きな問題である。 総力戦を遂行するために自由経済から統制経済へ移行し、民需と軍需の関係を明らかにしなければならない。 1、戰争による需要の抑制 ・民需は軍需生産の妨げ→民需抑制し、軍需生産に寄与。 民間消費、民間投資抑制。 #1生産品の蓄積は現在の生産を減少させるおそれあり。 #1代用品使用政策は財貨の供給を更に低下させる(?) #1第一次大戦において民間消費は逆に増えるという ・軍事支出をどうファイナンスするか? →租税及び公債発行、通貨増発。 *英米では公債、日本では通貨増発が主。 独逸はヒトラーの命令で通貨増発しようとしたが、中央銀行総裁が斷乎として拒否しインフレーションは平時の2倍程度で收まったとか。(總裁は10年ほど刑務所だそうで・・) 貨幣數量増加は生産増加を伴わないという学説もあり、現在も論争の続くところである。 しかし財政整理の手法としてインフレという面もある。 2、供給基礎の變化 短...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。