《アルツハイマー型認知症》

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    資料紹介

    アルツハイマー型認知症についての概要をまとめたもの

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    アルツハイマー型痴呆Alzheimer type dementia(ATD)   
    【位置づけ】
    はじめに、知的障害、痴呆、老年痴呆などの用語との誤用、混乱を解決するため、アルツハイマーの位置づけについて解説したい。
    精神症状の枠組みの中には、大きく分けて知能障害、情動障害の2つがある。
    情動障害は感情の障害で、抑うつ状態、不安障害、身体表現性障害、強迫性障害などが含まれる。一方、知能(知的機能)は学習とそれから得られた知識を活用して環境に適応するために必要な記憶、理解、思考、判断などの総合的な認知機能であり、この障害が知能障害(知的障害)である。生後に学習によって獲得し発達するもので、生まれつきあるいは発達期に知能低下のみられるものは精神発達遅滞(mental retardation)、正常に発達した知能が脳の障害により減退するものは知的退行ないし精神衰退(mental deterioration)、と呼ばれている。この知的退行を中核とする代表的な症候が痴呆(dementia)である。
    ◎痴呆
    痴呆とは、獲得した知能が大脳の障害のために低下し、その個人の年齢と社会的風景に適した日常生...

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