植物の体細胞分裂の観察

閲覧数2,220
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    Ⅰ:植物における体細胞分裂の観察

    目的

    コムギの根端の分裂組織を観察する。体細胞分裂における5つの時期の染色体の配列を観察し、植物の体細胞分裂への理解を深めること。

    方法

    1:コムギ(Triticum aestivum L.)の根端の採取

    2:前処理(pre-treatment)

     ・氷水処理(20~28時間)

     ・薬品処理

    3:固定

     ・酢酸アルコール(体積比 1:3)

    4:解離

    5:染色

    ・シッフの試薬(無色塩基性フクシン)で10分以上染色した。

    6:押しつぶし

     ・根端の濃染された分裂組織部分のみを摘出する。45%酢酸を1~2滴落とし、カバーガラスをかけ押しつぶしを行った。

    7:検鏡

      余分な酢酸を濾紙で吸い取ってから、プレパラートを顕微鏡で観察した。
    スケッチ及び調査した結果

    間期、前期、中期、後期、終期の5つの時期を観察した。間期の染色体は、黒い塊のようになっていて、所々に白く穴が開いていた。この白い穴は、染色されていない核小体であった。次に前期では、染色体は丸く中央によっていたが、細く1本1本がバラバラになり、短く太くなっているところが観...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。