ニートについての実態調査

閲覧数2,421
ダウンロード数50
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ●ニートの定義と現状●
     ニート(NEET)という言葉が立法・行政・マスメディアを中心に話題となっている。NEETとは英国で生まれた言葉でNot in Employment, Education or Trainingの略であり、「職に就いていず、学校機関に所属もしていず、そして就労に向けた具体的な動きをしていない」若者を指す。対象年齢は15〜34歳。現在、日本にはニートに分類される若者の数は68万人と言われているが、ニートの定義は現段階で曖昧な部分がある。読売新聞の記事によると、『厚生労働省では2003年のニートは約52万人としていた。15〜34歳の非労働力人口のうち、学卒、未婚で家事・通学をしていない人をニートとしたのだが、内閣府では「家事手伝い」を含めて約85万人(2002年)と推計した。しかし、5月末、今度は厚生労働省が「政府の統一見解」として、 「(1)学籍はあるが、実際は学校に行っていない人(2)既婚者で家事をしていない人」を加え、2003年のニートを約64万人と修正した。』とある。ちなみに、フリーターの数は、03年平均で217万人。前年比8万人増とされており、ニートと併せて増加傾向にある。
     さらに、ニートの分類についてもさまざまな意見があるが、最も有名だと思われるのは労働政策研究・研修機構副統括研究員の小杉礼子さんの四つの分類で、
    ?ヤンキー型
    反社会的で享楽的。「今が楽しければいい」というタイプ
    ?ひきこもり型
    社会との関係を築けず、こもってしまうタイプ
    ?立ちすくみ型
    就職を前に考え込んでしまい、行き詰ってしまうタイプ
    ?つまずき型
    いったんは就職したものの早々に辞め、自信を喪失したタイプ
    というものだ。
     ニートの原因に関しても、専門家やマスコミ、一般人によってさまざまに議論されているが、おおむね、
    ・若年者の正規雇用の道が非常に険しいという雇用の問題
    ・こうすれば幸せになれるといったモデルの喪失

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ニートについての実態調査
    ●ニートの定義と現状●
    ニート(NEET)という言葉が立法・行政・マスメディアを中心に話題となっている。NEETとは英国で生まれた言葉でNot in Employment, Education or Trainingの略であり、「職に就いていず、学校機関に所属もしていず、そして就労に向けた具体的な動きをしていない」若者を指す。対象年齢は15~34歳。現在、日本にはニートに分類される若者の数は68万人と言われているが、ニートの定義は現段階で曖昧な部分がある。読売新聞の記事によると、『厚生労働省では2003年のニートは約52万人としていた。15~34歳の非労働力人口のうち、学卒、未婚で家事・通学をしていない人をニートとしたのだが、内閣府では「家事手伝い」を含めて約85万人(2002年)と推計した。しかし、5月末、今度は厚生労働省が「政府の統一見解」として、 「(1)学籍はあるが、実際は学校に行っていない人(2)既婚者で家事をしていない人」を加え、2003年のニートを約64万人と修正した。』とある。ちなみに、フリーターの数は、03年平均で217万人。前年比8万人増と...

    コメント5件

    tenma1022 購入
    参考になりました!
    2006/08/02 13:24 (17年8ヶ月前)

    takahashi126 購入
    参考になった
    2006/11/15 2:55 (17年4ヶ月前)

    thanksmonica 購入
    おしかった
    2006/12/20 11:28 (17年3ヶ月前)

    nayu0909 購入
    参考になった
    2007/06/17 9:12 (16年9ヶ月前)

    aiueokakiku 購入
    iiyo
    2007/10/26 16:25 (16年5ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。